東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)は、建設現場における脱炭素化の取り組みの一環として、フル電動25tラフテレーンクレーン(タダノ社製、eGR-250N-1、以下「本建機」)を購入いたしました。本建機を1つの企業で保有することは、ゼネコンとしては初となります(メーカー調べ)。
本取り組みは、環境省(国土交通省・経済産業省連携)の「令和6年度脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(商用車等の電動化促進事業)」※の採択を受けて実施するものです。2026年2月から東京都内の建築工事現場に導入を開始し、今後は首都圏の工事現場を中心に展開していきます。
【導入の概要】
稼働場所:東京都内の建築工事現場
導入開始:2026年2月~
導入建機:タダノ製 フル電動25tラフテレーンクレーン「eGR-250N-1」
(特徴)駆動用バッテリ:合計容量226kWh リチウムイオン電池6パック
・満充電時
クレーン作業のみ約11時間
クレーン作業約5時間 + 走行約42km
走行のみ約70km
急速充電:CHAdeMO(充電時間 約2.5時間)
普通充電:AC200V(三相)商用電源接続(充電時間 100A約8時間)
プラグインによるクレーン作業可能(急速充電及び普通充電)
・騒音レベル
クレーン作業:94dB(従来機104dB)
走行:71dB(従来機71dB)
CO2排出削減量:約27t/年(従来機比較)
導入形態:当社単独での購入・保有
【期待される効果】
・建設機械稼働時のCO2排出量削減
・建設現場における電動化技術の知見・ノウハウの蓄積
・環境配慮を重視する発注者ニーズへの対応力強化
なお、CO2排出量削減効果については、今後の運用実績を踏まえて検証予定です。
当社は、長期経営計画"To zero, from zero."において、提供価値の一つに「脱炭素」を掲げており、脱炭素社会の実現に一層貢献するため、本取り組みを開始しました。今後も本建機の効果的な活用を推進し、建設工事におけるCO2排出量削減に積極的に取り組んでまいります。
※ 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(商用車等の電動化促進事業)
政府が推進するGX(グリーン・トランスフォーメーション)政策の一環として実施される補助金制度。建設機械の電動化のために、建機及び充電設備の導入に対して補助を行うことにより、建機の価格低減やイノベーションの加速を図り、産業部門のCO2排出量を削減するとともに、価格競争力を高めることを目的としています。