建設現場での活用に向け、 可搬型木造建物「モクタスキューブ」の製作を開始

-災害発生時の迅速な供給を実施する備蓄として、平時に建設現場で活用 -

 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)は、自社開発した可搬型木造建物「モクタスキューブ」を、震災などの有事に備えて、自社建設現場の作業所仮設事務所として導入することを決定し、製作を開始しました。作業所への設置は20259月を予定しています。

 「モクタスキューブ」は、建築基準法に準拠した可搬型の木造建物で、簡易に設置できることが特徴です。令和6年能登半島地震において、復興支援者用宿舎として採用され、20棟設置しました。その後さらに、輪島塗仮設工房として7棟を設置しました。
 あらかじめ工場で製作した1ユニット(15㎡)を1台の大型トラック(10t車)で搬送し、現地でユニットを連結して設置します。現地での作業も少なく、少人数で作業ができるため、短期間での設置が可能です。能登の復興支援者用宿舎では、要請から審査期間を含め3か月、輪島塗仮設工房は2か月での設置を実現しました
 被災者の応急仮設住宅として速やかに供給するためには、震災後に製作するのではなく、あらかじめ製作し備蓄しておく必要があります。一方で、備蓄した「モクタスキューブ」を平時にいかに効率的に活用するかが課題となっています。
 そのため、当社の建設現場の作業所仮設事務所として活用することを決定し、設置に向けて製作を開始しました。
 今後5年間で60棟を製作し、平時には木のぬくもりを感じられる心地よい現場事務所として活用し、災害発生時には被災地からの要請に迅速に対応して、当該事務所を応急仮設住宅として供給します。



2025-08-04 141247.png仮設事務所として使用する「モクタスキューブ」(イメージ)


moc+\モクタス」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第 6054100号)
「モクタスキューブ」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第 6932168号)


 当社は、気候変動や環境問題などの社会課題の解決に向け、「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を提供価値として掲げています。「モクタスキューブ」の活用によって自社の防災·減災意識を高めるとともに、事業においても「防災・減災」に寄与する取り組みを継続し、安全・安心なまちづくりと地域社会への貢献を一層推進してまいります。

【「モクタスキューブ」の仕様】

構  造 木造
工  法 在来
サイズ 1ユニット:約6.9m×2.2m(連結し、15㎡単位で拡張が可能)
付帯設備 トイレ、ユニットバス、洗面台、キッチン、空調、照明等
性  能 一般木造住宅と同等の耐震性能、遮音性能、断熱性能(UA0.6以下)










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