東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)は、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosure )※」が2023年9月に公表した最終提言に賛同し、2025年3月に「TNFDフォーラム」に参画しました。
また、TNFD情報開示フレームワークに基づき、当社グループの自然関連財務情報をTNFDレポートとしてまとめ、2025年4月に開示しました。
開示内容の詳細については、当社コーポレートサイト「TNFD提言に沿った情報開示」をご覧ください。
※「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosure)」とは、民間企業や金融機関が、自然資本や生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価・開示するためのフレームワークを確立することを目的として設立された国際的なイニシアチブです。
当社では環境方針の重点実施項目として「生物多様性保全」を掲げ、2024年2月には「生物多様性指針」を制定しました。 また、2030年を到達点とする長期経営計画においては「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を3つの提供価値として戦略の軸に掲げています。自然環境や生物多様性の保全は、提供価値と密接に関連しているため、これらを推進することで企業価値の向上にもつながります。今回開示したTNFDレポートでは自然資本に関連したリスクの低減や機会の創出に向けた当社グループにおける具体的な取り組みを示しています。これらの取り組みを通じ、自然環境や生物多様性の保全に貢献するだけでなく、将来的なレジリエンス強化と新たなビジネス機会の創出を目指します。
当社グループは今後もTNFD提言に基づいた情報開示を進めることでステークホルダーとの透明性の高いコミュニケーションを実施し、企業価値向上に取り組んでいきます。
【関連リリース】
東急建設「生物多様性指針」を策定(2024年2月27日)
「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画(2024年4月9日)