オフサイトPPA事業へ参入

- 太陽光発電所を中国電力管内に取得 -

 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、再生可能エネルギー事業において、太陽光オフサイトPPA事業へ新規参入することにいたしました。その一環として、この度太陽光発電設備を中国電力管内に取得し、発電事業を開始しました。今後、お客様へ太陽光オフサイトPPAサービスを提供する予定です。
※オフサイトPPA:発電事業者が電力を使う施設の敷地外に発電設備を設置し、一般送配電事業者が維持・管理する送配電ネットワークを通じて需要家へ電力供給する方式

 当社の再生可能エネルギー事業では、これまで太陽光オンサイトPPAサービスと系統用蓄電池事業の取り組みを実施しておりますが、お客様の再生可能エネルギーに対するニーズの拡大を受け、より幅広い提案ができるよう、新たに太陽光オフサイトPPA事業へ参入することにいたしました。このような取り組みの中で、「TOKYU-CONST GB Innovation Fund L.P.」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて出資した株式会社クリーンエナジーコネクトより、発電所の取得と事業運営についてノウハウの提供を受けることになり、この度の太陽光発電所の取得が実現しました。

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 同社からは、Non-FIT発電所取得に伴う手続きの支援を受けたとともに、今後の発電所のアセットマネジメントと運営についても、同社に業務委託を行います。同社はオフサイトコーポレートPPA事業のリーディングカンパニーであり、約1,800箇所のNon-FIT小型太陽光発電所を自社で開発・保有・運営を行っていますが、他社向けに支援サービスを提供するのは、同社にとっても初めての試みです。

 今回取得した発電所は、低圧の太陽光発電所20件(合計出力1.7MW-DC)で、いずれも所在地は中国電力管内です。当該発電所は今後、再エネ電力を必要とするお客様向けの発電所として運営し、発電した電力をオフサイトPPAによりお客様に供給する予定です。今回の発電事業開始は、当社の再生可能エネルギー事業の新たな1歩であることに加えて、出資先企業との協業という相乗効果をもたらす取組です。
 当社グループは、長期経営計画"To zero, from zero."における提供価値の一つに、「脱炭素」を掲げています。脱炭素社会の実現に一層貢献するため、今後も再生可能エネルギー発電事業を積極的に拡大し、お客様のニーズに応えてまいります。

【関連リリース】

「オフサイトコーポレートPPA」サービスを提供する 株式会社クリーンエナジーコネクトへ出資2022年0801日)
太陽光オンサイトPPAサービスの提供を開始(2023年06月08日)
蓄電所事業に参入 2024年に運転開始2023年0808日)

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