TQ-CometWall(東急建設式合成地下RC壁工法)の 建築技術性能証明を取得

 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、地下工事の省力化・コスト削減・CO2削減に寄与する工法「TQ-CometWall(東急建設式合成地下RC壁工法)」※1を開発し、一般財団法人 日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第23-20 号)を取得しました。(特許出願中)

■開発の背景
 山留め工事におけるソイルセメント壁や親杭横矢板壁の心材となるH形鋼は、従来仮設構造物として使用されてきました。この心材は、本体の地下外壁構築後に地中に存置される場合でも、構造耐力には考慮されないことが一般的であり、十分に活用できていない現状がありました。
 今回、上記の問題を解決するため、山留め壁の心材を本体構造物として有効活用できる「TQ-CometWall」(図1)を開発しました。

2024080801.JPG

■「TQ-CometWall」の概要
TQ-CometWall」は、鉄筋コンクリート造の地下外壁と、山留め壁の心材H形鋼をシヤコネクタ(頭付きスタッドまたは異形棒鋼スタッド)で接合し、各部材が一体となって側圧に抵抗する工法です。本工法は、当社が独自に行った、実際の地下外壁の施工状況を考慮した頭付きスタッドの実験データをもとに設計時に使用する各種構造性能を評価し、より合理的・経済的な設計を可能としています。
 本工法により、地下工事の「省力化」や「躯体工事費の削減」、「RC壁の壁厚の縮小による地下空間の有効面積の拡大」、「建設時に排出されるCO2の削減」等の効果が期待できます。
 地下5層を想定した試設計では、地下外壁の壁厚が低減することで躯体数量が削減し、地下階の室内面積が2%(約60㎡)増加する結果が得られました※2

2024080802.JPG
■今後の展望
 当社は本工法を通じて、躯体数量の削減による工事の省力化とCO2排出量の削減および地下の室内面積拡大による土地の有効活用で社会に貢献します。

※1「TQ-CometWall」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第6789667
2 採用効果は建築物の仕様や地盤条件で差が生じます



PDF

本件に関するお問い合わせ

本件についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

経営戦略本部 コーポレート・コミュニケーション部 西田
TEL 03-5466-5008 FAX 03-5466-5069