複数の環境データを一元管理する「環境管理システム」の運用を開始

- 建設現場における業務効率化を推進し労働時間の縮減に寄与 -

 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、株式会社アイシーソフト(本社:愛知県名古屋市、社長:小倉 有貴、以下アイシーソフト)が開発した環境データを一元管理するシステムに、当社独自の機能をカスタマイズした「環境管理システム」(以下「当システム」)を導入し、2023111日から運用を開始しました。

 当システムは、建設現場で発生する産業廃棄物やCO2の排出量、エネルギー使用量など、さまざまな環境関連データを一元的に管理できるWebシステムです。脱炭素社会に向け、企業が排出するCO2や産業廃棄物などの環境関連データを、適切に把握し開示することが求められる一方、工事現場では、これら数値把握・報告の業務負荷が増えていました。
 当システムの導入により、データを一元的に管理できるだけでなく、特にCO2排出量把握が効率化でき、建設現場の業務量削減に寄与しています。

概要図_20240213.jpg

図1 環境管理システムの概要図

 これまで当社では、各工事現場で個別に数値を把握し、各環境データ別に構築された社内システムへ入力・報告していました。例えば、CO2排出量の把握・推計するため、個別現場毎の重機台数や稼働時間、納入した木材・コンクリート量、燃料、電気などを個別に管理していたため、現場では施工管理以外の業務負荷が増えていました。
 当システムでは、業務効率化を目的に2つの機能を独自に搭載しました。一つは、工種工法毎にCO2排出量を推定する機能です。これは、現場の重機データなどを個別に把握するのではなく、当社過去工事データから工種工法毎に設定した単位仕事当りの係数を用いてCO2排出量を推定するものです。今後実績データが蓄積することで更に推定の精度が向上します。もう一つは、工事見積データを連携させる機能です。工事見積データと連携することで、竣工までのCO2排出量を試算することがきるため、排出量目標のモニタリング、排出量の少ない工法の選択など、よりCO2排出量の削減が可能となります。なお、データは現場だけでなく、支店・本社でも確認できるため全社集計の効率化や、全社目標管理など環境に配慮した経営判断にも寄与します。
 また、当システムは、環境法規制データベースと連携しているため、地域や自治体毎に異なるさまざまな規制をチェックできるため、適切な行政手続きを遅滞なく行うことができます。

 建設業は20244月から開始する時間外労働上限規制への対応を、喫緊の課題と認識し、工事現場の業務効率化に取り組んでいます。
 当システムの導入により、今後さらなる建設現場の業務効率化、CO2排出量削減に努めてまいります。

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