11年継続の「夏休み!公園生き物観察会」が評価され (公財)東京都公園協会「青山公園サービスセンター」より感謝状を授受
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、港区立青南小学校の授業の一環として企画・運営を実施した「第11回 夏休み!公園生き物観察会」が評価され、青山公園サービスセンター(公益財団法人 東京都公園協会 公園事業部)より感謝状を授与されました。
この感謝状は、コロナなどで状況が変化する中、オンライン開催など臨機応変な対応によるイベントの継続や、当社が環境の専門家として参加したこと、付加価値の高い企画内容が評価され、授受に至りました。
「夏休み!公園生き物観察会」は、青山公園サービスセンタ―と共催しているイベントで、初開催の2011年から11年間継続し、昨年は9月13日(火)に、小学生(低学年)107名の参加で開催しました。なお、今回は下記目的にて実施しました。
①都心の貴重な緑が残る、青山公園南地区にて楽しく生き物観察を行う。
②鳥や昆虫を子どもたち自ら見つけることにより、自然の営みを発見してもらう。
③生き物クイズと手作りのツルグレン装置※1により公園の生態系や生き物への興味・関心を育む。
④防災教育プログラムを実施し、公園が持つ防災機能を知ってもらうきっかけづくりの場とする。
※1「ツルグレン装置」
スウェーデンの生物学者ツルグレン氏が考案したもので、微小な土壌動物を捕集する装置。底がふるい状になった容器に土壌などを入れ、上部から光を照射し、熱・光・乾燥を嫌う土壌動物が下の容器内に落ちる仕組み
この「夏休み!公園生き物観察会」は、地域社会への環境教育を通じて、生物多様性保全の重要性、公園の防災機能の訴求など、防災・減災の意識向上に寄与するものと考え、今後も継続していく所存です。
当社は、2030年に向けた長期経営計画で、3つの提供価値「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を掲げ、自然環境の多様な機能を活用したグリーンインフラ※2による防災・減災にも注力してまいります。
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