フィリピン大統領も出席しマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP104工区 の起工式を開催
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏)が参画する共同企業体が受注したフィリピン共和国における本邦ODA「Metro Manila Subway Project Contract Package 104: Two underground Stations(Ortigas North and Ortigas South) and Tunnels」工事の起工式が10月3日に開催されました。
式典には、マルコス大統領をはじめフィリピン共和国政府関係者、在フィリピン大使館越川日本国大使、当社社長寺田ら、約180名が出席しました。
マルコス大統領は挨拶で、本事業による輸送機能の強化、渋滞緩和、気候変動緩和に寄与する大気汚染抑制に対し大きな期待を寄せるとともに、フィリピンへの協力について日本への謝意を表明されました。
本件は、本邦ODAによる事業としてフィリピン運輸省(Department of Transportation)より受注し2022年5月5日に契約調印式が行われました。本事業はマルコス大統領が掲げる「ビルド・ベター・モア」政策のフラッグシップ事業案件でもあります。
当社施工工区は、北はケソン市より南はニノイアキノ空港ターミナル3を結ぶ重要路線15駅、27キロメートルの内の中間地点であるパシッグ市オルティガスエリアから近代都市BGCを結ぶCP104工区となります。
当社は、国内および東南アジア各国における鉄道工事や都市開発で培ったこれまでのノウハウを生かし、本事業を通じ同国の課題解決に取り組んでまいります。
【式典の様子】
【工事概要】
工事件名 :マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP104工区
(案件名) :Metro Manila Subway Project Contract Package 104: Two underground Stations(Ortigas North and Ortigas South) and Tunnels
発注者 :フィリピン運輸省(Department of Transportation)
受注者 :東急建設株式会社・飛島建設株式会社・メガワイド社共同企業体
予定工期 :2022年10月3日~2028年4月26日(290週)
概 要 :地下2駅、地下トンネル工事延長約3.4km
(オルティガス駅~ショーブルバード駅~カラヤーン駅手前まで)
土木・建築・設備工事一式
【関連リリース】
フィリピン共和国にて地下鉄工事を受注(2022年5月16日)