インドネシア共和国 パル第4橋再建工事 契約調印式

 東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、インドネシア共和国において、本邦無償資金協力援助による「パル第4橋再建工事」をインドネシア国 公共事業住宅省より受注、契約調印式を執り行いました。


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サインをする公共事業省イルファン氏と、当社ジャカルタ事務所の児玉所長

 本事業は、20189月にインドネシア共和国で発生したマグニチュード7.5の地震によって崩壊した、同国中部スラウェシ州パル市内を流れるパル川河口に位置するパル第4橋を、本邦無償資金協力援助にて再建するものです。

工事名称 中部スラウェシ州パル第4橋再建計画
The Programme for the Reconstruction of Palu 4 Bridges in Central Sulawesi Province
発注者 インドネシア共和国 公共事業住宅省
Ministry of Public Works and Housing, The Republic of Indonesia
工事場所 インドネシア共和国中部スラウェシ州パル市
受注者 東急建設株式会社
予定工期 2022年7月1日~2024年6月30日(24か月)
工事概要 工事延長:1,073m
●下部工:橋脚2基、橋台2基
●PC箱桁橋:250m
●左岸盛土工:382m
●右岸盛土工:441m
●アスファルト舗装:10,730m2
●道路付帯工(標識・排水設備・街灯):1式
事業資金 本邦無償資金協力

 
 パル湾に架かっていたパル第4橋は「黄色い橋」と呼ばれ、観光客も訪れるパル市の象徴として、交通機能に加え地域住民の市民活動の場としての役割も担っていました。パル第4橋再建工事は、東西方向の物流復旧及び道路ネットワーク強靭化のみならず、被災地の復興シンボルとして、早期の工事完了が期待されています。

 当社は長期経営計画"To zero, from zero."における国際事業戦略に基づき、国内での鉄道工事や東急沿線の都市開発で培ってきた当社の強みを生かし、東南・南アジアを中心とした国々へのODAによる鉄道・交通インフラやTOD(公共交通指向型都市開発)への取組みを積極化し、建設事業拡大を目指してまいります。


palu4_ph.jpgスラウェシの州都 パル市の道路総局事務所にて



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