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概算CO2算定システムにより施工時の環境技術提案を強化

2010.11.15

 東急建設(株)(本社:東京都渋谷区、社長:飯塚恒生)は、建物の施工時に適用される既存の環境配慮技術を体系的に整理し、 諸条件を入力するとそれぞれの技術についてのCO2低減量が一覧表示されるシステム『環境技術提案システム』を開発しました。 過去の類似物件をもとに原単位が設定されているため、詳細が決まっていない企画設計時でも算定することができ、より早く、 幅広い環境技術の提案が可能となります。今後も当社では本システムを積極的に活用し、環境技術提案を推進していきます。

【開発の背景】

  近年は施工時段階でも、環境や省エネルギーに関わる技術を提案する場合に、その技術によるCO2排出量がどの程度削減されるのかを、 数値として明確にすることが求められております。一般にCO2削減量を算定する場合は、物件ごとに条件が異なるため、 最初に提案する技術を決める段階では、提案者の経験や知識によって選定されており、CO2削減量を比較して選定されている訳ではありません。
 最も効果のある提案技術を選定するためには、提案技術が事前に整理され、企画設計時などの情報が少ない段階でも、 その物件に合わせた各提案技術のCO2削減量が概算できることが望まれておりました。
 そこで今回、過去に提案された環境技術を整理し、諸条件を入力するだけで、その物件に合わせた施工時の各技術についてのCO2削減量が一覧表示される 『環境技術提案システム』を開発しました。


【システムの概要】

 本システムは、過去のデータベースをもとに提案技術を整理し、諸条件を入力すると、それぞれの技術についてのCO2削減量が一覧表示されます。 また、その技術を採用した場合の追加コストも同時に表示され、費用対効果を勘案しながら採用の可否を検討することができます。CO2削減量算定には、 過去の事例などから各項目について原単位を作成しておくことで、企画設計時などの少ない情報だけでも数量を想定し、CO2削減量を算定できるようにしています。 また、技術提案に関わる資料やデータは、既にデータベースとして構築されているため、これらのデータベースと連携できるようにしています。

1)諸条件の入力
 基本情報を入力します。企画設計段階でも入手できる情報として、延床面積、建築面積、階数、工期が必要最低限情報になります。
2)環境技術の一覧表示
 過去に当社が提案してきた環境技術61項目が体系的に整理されており、基本情報を入力すると自動的に、それぞれのCO2削減量とその技術を採用した場合の追加コストが表示されます。提案者は費用対効果を勘案しながら選択します。
 
3)提案技術の集計
提案する技術を選択すると、合計の追加コストとCO2削減量が表示されます。

 

【まとめ】

 本システムの特長を整理すると、以下のようになります。

 @近年の環境技術提案で良く用いられる技術を、データベースから分析し、体系的に整理することで、より早く、幅広い提案が可能となった。
 ACO2削減量と合わせて、それに掛かる追加コストを算定しているため、費用対効果を勘案しながら採用の可否を検討することができる。
 B諸条件で変動する原単位を作成しているため、物件に合わせたCO2削減量や追加コストを算定できる。
 C既存の提案書データベースとリンクすることができ、過去の情報が活用できる。

 本システムにより、発注者に対してより費用対効果の高い施工時の環境配慮技術をいち早く提案することが可能となりました。今後、当社では本システムを独自ツールとして利用し、環境技術提案を積極的に推進していきます。


 【本件に関する問い合わせ先】

  東急建設株式会社 管理本部 経営企画部 広報担当 岡野
TEL  03-5466-5008  FAX 03-5466-5069 E-mail:webmaster@tokyu-cnst.co.jp
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