生き物観察会に秘められた想い~地域と未来をつなぐ挑戦と現場の声~

無事に成功した生き物観察会。 東京都公園協会(以下「公園協会」)さん・港区子どもふれあいルーム(以下「ふれあいルーム」)さんの熱い想いと試行錯誤をインタビューでお届けします。
生き物観察会に秘められた想い~地域と未来をつなぐ挑戦と現場の声~
目次

第3弾サムネイル.png

こんにちは。第2弾から引き続き、環境技術部からの発信です!

毎年、環境技術部では東京都公園協会(以下「公園協会」)との共催で都立青山公園にて生き物観察会を実施しています。

そして今回は、今年度の生き物観察会を振り返るインタビューを行いました!

「大変だったけど、やるからにはうまくやりたい」~成功の裏側にある、それぞれの想い~

今年度は水辺ビオトープの更なるパワーアップを目指し、グリーンインフラ機能を有した計画、昨年度の2倍以上の大きさでの製作に挑戦しました。

環境技術部は生き物・グリーンインフラのアドバイザーとして関わり、事前の計画から、ビオトープの作製まで様々な工夫を凝らしました。
様々な工夫を重ねた結果、水辺ビオトープのパワーアップに成功し、ヤゴを発見できたのは公園協会さんの日々の管理、参加者の取りまとめを担当していただいたふれあいルームさんの協力があってこそ!まさに、三位一体の取り組みが実を結んだ瞬間でした。

今回は、生き物観察会成功に誰よりも燃えていた公園協会の萬年センター長、金剛寺副センター長、松本さん、ふれあいルームの都筑さんに生き物観察会を振り返るインタビューしました!

インタビューの様子①.JPG

Q.1 
「生き物観察会までの気持ちやモチベーション、感想を教えてください。」

A.1 
金剛寺副センター長
「(生き物観察会は)今回はじめての参加でした。初めに昨年度の水辺ビオトープを見たときは正直「これは何だろう?」と思いました(笑)
それが今回ちゃんとしたかたちになり、青山公園のひとつのビュースポットとして紹介できるようにもなって良かったです。」
Q.2 
「昨年度から引き続き管理された萬年センター長、松本さん。水辺ビオトープの拡大は大変でしたか?」

A.2 
萬年センター長
「(昨年度より)大変になったよ~(笑)
一昨年は全然うまくいかなくて、昨年度は拡大して場所も変えてと色々試行錯誤してきたから、初めて参加する人からみればしょぼく見えるかもだけど、初めの年から比べたらかなり良くなった。
そして、今年はさらに大きくすることになった。大きくしたら手間はかかるけどやるからにはうまくやりたいなと
更に、仮設ではなく常設にしたのでこれからも維持していきます。 」

インタビューの様子②.JPG

Q.3 
「一番日々の管理を担当していただいている松本さんはどうでしたか?」

A.3 
松本さん
「(水辺ビオトープの)数が増えたので水やりや草刈りは負担増えましたね。
常設になったので、更に頑張って管理していきます。」
Q.4 
「ふれあいルームさんから見て、子どもたちの当日までの様子や参加された子どもたち、保護者の方の反応はどうでしたか?」

A.4 
都筑さん
「 『昨年参加して楽しかったから今年も参加した』というリピーターの方もいました。
また、『こんな活動があるのか』という保護者からの驚きの声もありました。
地域の方にとっても興味を持ってもらえる取り組みだったと思いました。
参加者からは、『普段から遊んでいてもそこまで虫を観察しておらず、ビオトープの取り組みも知らないので参加して良かった』という声もありました。
大人も童心に返っていて、子どもから大人まで楽しめていました。
昆虫を見つけたらみんなで集まって、困ったらスタッフさんに教えてもらう等の経験も子ども達は中々できないため、その点も良かったですね。 」
Q.5 
「青山公園の魅力も深まったのですね。
公園協会さんから見た当日の子どもたちの様子はどうでしたか?」

A.5 
金剛寺副センター長
みんな楽しそう。虫が採れる、採れないに関わらず全員が楽しんでいる。
これはずっと変わらない。
子どもたちの反応を見て、『生き物観察会をやっている意味』をより感じるね。
Q.6 
「チイキツリーの植樹で生物多様性を生き物だけでなく植物の面からも伝えることができましたがいかがでしたか?」

A.6 
金剛寺副センター長
「公園の木は年々古くなり伐採となります。だからこそ、新しい樹木を植えることは、都心の自然を守り、未来へつなぐ大切な取り組みだと考えています。」

インタビューの様子③.JPG

Q.7 
「最後に一言お願いします!」

A.7 
金剛寺副センター長
「公園の木々や都内の生物多様性等、自然を守るのが我々の使命ですね。そして次の世代へつなげていきたいです。

最後に・・・

生き物観察会を振り返るインタビューを行い、改めて公園協会さんとふれあいルームさんの熱い思いや当日の感想を伺うことができました。

私たち東急建設も公園協会さん、ふれあいルームさんのような熱い思いを胸に、今後も環境教育による地域貢献や社内外の環境意識向上に取り組んでいきます!

今回、水辺ビオトープの計画・製作⇒当日の様子・チイキツリー植樹⇒インタビューの3本立ての記事を通じて、生き物観察会を振り返りました。
全ての取り組みを通して、グリーンインフラは未来へ繋がるものだと改めて強く感じました。
例えば、今回作製した水辺ビオトープは生き物観察会で活用して終わりではありません。
製作時は土と水だけでしたが、水面を見つけたトンボが訪れ、ミソハギの蜜を求めて様々なチョウが訪れます。小さい規模ですが、雨が降るたびに雨水を受け止め、ためて、浸み込ませます。
こうして都市の中に小さな生態系ネットワークを創出します。

また、チイキツリーの植樹では、今はまだ小さな苗木ですが、これから、何年、何十年と時を経て成長し、木陰が生まれます。
成長した樹木は、木陰により水辺ビオトープの水温上昇を抑え、様々な生き物の隠れ場所になります。また、花をつけて多くの昆虫が訪花します。
そして、植樹した子どもたちとともに成長し、子どもたちが大人になり大きく成長するころには樹木も都市の生物多様性を支える緑として貢献します。

今回の取り組みに限らず、グリーンインフラはすぐに完結する取り組みではありません。
小さな取り組みでも少しずつ積み重ねることで、何年後・何十年後の生物多様性に繋がります。

東急建設のグリーンインフラ「トコミドリ」は、こうした時間をまたぐ価値を、地域の皆さまと共創しながら積み重ねていきます!

環境技術部 環境保全グループ 三浦紗瑛

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