2026.07.10
都市の緑を次世代へつなぐ「チイキツリー」植樹を実施!
目次
こんにちは。第1弾から引き続き環境技術部からの発信です!
毎年、環境技術部では東京都公園協会(以下「公園協会」)との共催で都立青山公園にて生き物観察会を実施しています。
昨年トンボ(ヤゴ)を呼ぶことに成功した水辺ビオトープ製作。
今年はさらなるパワーアップを目指し、トロ舟を使った水辺ビオトープ製作に再び挑戦し、生き物観察会を実施しました。(水辺ビオトープの計画・製作~生き物観察会当日までの記録はこちら!)
今回は、タネの採取地・生産地が明確な在来種の緑化樹木「チイキツリー」を子どもたちとともに植樹した様子をレポートします。
「チイキツリー」ってなんだろう?
みなさんは、植栽される木にも「出身地」があることをご存知ですか?
「チイキツリー」とは東急建設が取り組んでいる「タネの採取地、生産地の確かな在来種の緑化樹木」のことです。
遠くの地域から持ってきた木ではなく、地域の種から育てた樹木を同じ地域に植栽することで、地域毎に異なる環境に応じて多様な生物・遺伝子が保全され、地域の生物多様性および樹木の遺伝子の多様性の保全に貢献します。
チイキツリーのサイトでは、取り組みの概要や樹木の紹介などをご覧いただけます。 こちらもぜひご覧ください!
<チイキツリーサイトはこちら!>
なぜ生き物観察会でチイキツリーを植樹するの?
今回の植樹では、担当者の3つの想いがあったのです。
① ビオトープを利用する動植物に配慮した環境づくりのため
② 鳥や昆虫など、樹木に集まる生き物を近くで観察できるようにするため
③ 地域性の樹木を植えることが、生物多様性(遺伝的多様性)への配慮につながることを知ってもらうため
生き物観察会当日、植樹の様子をレポート
当日は、箱根植木株式会社さんから公園にある樹木の説明に加えて、「なぜこの木を植えるのか」を学びました。
普段何気なく見ている木の大切さや、青山公園にはどのような樹木があるのかといった話を、子どもたちは真剣に聞いていました。
(※「チイキツリー」は地域性種苗の生産に強みをもつ箱根植木株式会社さんと連携して提供しています。)
いよいよ植樹スタート!
今回植えたのは、種の採取地・生産地が明確な在来種のマルバウツギとイボタノキの2本です。
植樹をする際には、①穴を掘る ②土をかける ③水を入れる というように大きく3つの工程に分かれています。
子どもたちには ②土をかける を体験してもらいました。
スコップを手にした子どもたちは、最初こそ少し戸惑いながらも、すぐに夢中に。
苗木のまわりへ、そっと、やさしく土をかけていきます。「もっとやりたい!」という声もあがり、小さな手で丁寧に土を重ねていく姿が、とても印象的でした。
植栽のプロである箱根植木株式会社さんから、土をかける際にも水が周囲に流れないよう、すり鉢状に整えるといったポイントを教えていただきました。

専門性を伴う作業は箱根植木株式会社さんにお願いし、子どもたちは土をかけるなど体験しやすい工程を担当しました。チイキツリーの植樹が完了しました!
チイキツリーの看板を設置!
後日、植樹した樹種を知ってもらうため看板を設置しました。
この看板には、当社があきる野市で実施している新規事業(TCFORECTION)と協力し、東京都(あきる野市)産の木を活用しました!
あきる野市で実施している新規事業では、「スマート林業」の実証として、森林の作業道整備・間伐材の伐採および販売までの一連の事業活動を進めています。 <「スマート林業」のニュースリリースはこちら!>
看板の設置が完了しました!
最後に・・
今回の生き物観察会では、観察だけでなく、チイキツリーの植樹という形で「未来の緑」 を子どもたちと一緒につくりました。
地域のタネから育った在来種の木を、その地域に植える。 小さな一歩ですが、都市の公園を"生き物が暮らし続けられる場所"として育てていくことにつながります。
環境技術部 環境保全グループ 三浦紗瑛
次回!
計画から当日までの道のりを東京都公園協会さんと港区子どもふれあいルームさんにインタビューします!ぜひご覧ください!
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