CMCOS(コムコス)誕生の背景

「低炭素建材」活用までの苦労がコムコスを生んだ話【CMCOS No.5】
CMCOS(コムコス)誕生の背景
目次

今回はコムコス誕生の背景についてお話しします。前回記事で、CO2削減の有効な手段として「低炭素建材」をご紹介しましたが、実はこの「低炭素建材」を活用するときの苦労が、コムコスの開発に繋がっています。

低炭素建材の活用には"事前準備"が重要だった

実務で低炭素建材を使うには、いざという時に探し始めるのでは間に合いません。設計担当者をはじめ、日頃から情報収集に力を入れている方も多いのではないでしょうか。
WEB検索やメーカーヒアリングを通じて低炭素建材を探し、それぞれの会社で独自にデータベース化しているケースもよく見られます。

実は私自身も、かつてエクセルで低炭素建材のデータベースを一生懸命作っていました。

データベース構築の"壁"

しかし、この情報収集作業は非常に手間がかかります。新しい建材が発売されるたびに情報を更新しなければならず、そもそもどこのメーカーが低炭素建材を販売してるのか分からない状態で探すことになるので、どうしても抜け漏れが発生してしまいます。

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設計者と建材メーカーが繋がらない

建材メーカー側から見ても、折角、低炭素建材を使いたいという設計者がいるにも関わらず、営業チャンスを失ってしまいます。

みんなが見れる"場"があれば...

そこで思いついたのが、以下のアイデア...

「低炭素建材データベース」を、WEB上で共有できれば良いのでは?

WEB上にデータベースを設けて、建材メーカーが最新の低炭素建材情報を登録し、設計者や施工者が検索して活用できる仕組みがあれば、みんなの情報収集が効率化できて、抜け漏れもなくなります。

cmcosnote_5_2.pngWEBデータベースを介して情報収集を効率化したイメージ

そして「コムコス」の誕生!

この発想から生まれたのが、私たちが事務局をしている、建材CO2検索システム「コムコス」です。コムコスは、もともと東急建設内でエクセルで集めていた建材情報のデータベースをもとにして、誰でも見れるようにWEB上で一般公開したものです。公開してからは建材メーカーに建材情報を直接登録してもらっています。

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建材CO2検索システム「コムコス」

 

ココで情報共有していけば、低炭素建材の情報が自然と集まり、設計者らは情報収集の手間が省けて、抜け漏れもなくなります。
メーカー側も登録するだけで、低炭素建材を求めている人たちに情報発信ができるんです。

低炭素建材の情報収集でお困りの方がいれば、是非実際に使ってみて、効果を実感してみていただければと思います。

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なお、コムコスはCO2情報を扱うがゆえに、様々な工夫を多く取り入れているのですが、その詳細は次回以降の記事でご紹介します。どうぞご期待ください!