2025.11.26
繋げる ~赤い鉄橋を蘇らせた工事の記録~
目次
千曲川橋梁復旧工事の記録映像、ぜひご覧ください。
この映像は、ただの復旧記録ではありません。
「人と街と技術」がひとつになり、失われた日常を取り戻した物語です。
きっとあなたの心にも、強い感動を残すはずです。

<動画内のコンテンツ>
千曲川橋梁 復旧の532日を追った記録映像
長野県上田市。人口15万人のこの街を流れる千曲川には、100年前に建設された「赤い鉄橋」がありました。
それは上田電鉄別所線を支える、街のシンボルとも言える存在。
通勤、通学、そして観光。
市民の日常を運び、地域に愛されてきた列車が渡る風景は「当たり前」でした。
しかし2019年10月、台風19号がその日常を奪ってしまいます。
あの日、赤い鉄橋が落ちた
猛烈な雨風により千曲川は氾濫。
増水した川の流れが鉄橋を押し流し、赤い橋は無残に落ちました。
「もう別所線はなくなってしまうのではないか」
多くの人がそう思いました。
けれども、地域の想いが橋を守り抜きます。
署名や寄付活動が広がり、「赤い鉄橋を取り戻したい」という願いが街中に広がっていきました。
技術と人の力で挑んだ復旧工事
復旧を担ったのは、東急建設。
古い設計図しか残っていない状況で、最新の3DスキャナーやCAD、360度カメラを駆使し、現場の状況を一つひとつ可視化。
「先人たちが作れたものを、今の私たちができないはずはない」
技術者たちはそう信じ、昼夜を問わず復旧作業に挑みました。
部材を再利用しながら、時間とコストを抑えて進められた工事。
そこには「できるだけ早く、地域の日常を取り戻したい」という強い想いがありました。
そして迎えた532日後の朝
2021年3月28日。
1年5か月ぶりに、列車が赤い鉄橋を渡る瞬間が訪れました。
午前5時55分。
夜明けの空の下、待ちわびた住民や鉄道ファンが見守る中、列車が橋を駆け抜けたとき、拍手と歓声が響き渡りました。
その日、乗客数は過去最多の7万人を超えたといいます。
街は歓喜に包まれ、再び「日常」が帰ってきました。
映像でしか伝わらない感動がある
今回公開された映像は、災害発生から復旧、そして全線開通までの532日を追ったドキュメンタリーです。
・被災直後の緊迫感
・技術者たちの苦悩と挑戦
・地域住民の支えと祈り
・そして復活の瞬間の感動
そのすべてが記録されています。