2025.09.26
ICT建機活用による現場施工管理業務の効率化
目次
R3鬼怒川右岸田川水門(仮称)新設工事では、ICT土工を活用し、施工の効率化を図りました。この工事では、ICT建機に蓄積される品質データや出来形データを自動で取得し、さらにICT建機やダンプトラックのリアルタイム位置情報、ICT建機のモニタ情報、管理帳票などを一元管理するシステムを導入しました。
また、ドローンのレベル3.0飛行による定点写真撮影や360°画像撮影、ICT建機から得られる敷き均しデータや転圧データを活用し、適宜土量を補正するための写真測量の自動化を行いました。
以上のようなICT建機・ICT技術を活用することで、現場施工管理業務の効率化を実現しました。
1.ドローンを使用した起工測量
ドローン搭載型レーザースキャナーを用いた起工測量を実施し、短時間で面的(高密度)な3次元測量データを取得しました。また、取得した3次元データを用いることにより、詳細な設計照査や施工計画の立案が可能となり、生産性の向上を図ることができました。

起工測量点群画像
2.掘削作業(法面整形)
GNSS (人工衛星を利用した測位システム)により位置座標を取得し、オペレーターに対して施工支援情報を提供する、ICTバックホウを用いた掘削作業を実施しました。
3Dマシンコントロールシステムによる半自動制御で、施工目標面に対する掘り過ぎを防止しました。
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| ICTバックホウ作業概要図※1 | ICTバックホウ作業状況 |
※1 国土交通省近畿地方整備局:「マシンコントロール/ マシンガイダンスバックホウの 現場対応集 [発注者向け]」の【MCシステムの機器構成例】の図に一部追記・修正
3.盛土作業 (敷き均し・転圧)
GNSS(人工衛星を利用した測位システム)を搭載したブルドーザで、敷き均し・転圧作業を行うことにより、盛土品質の確保や施工効率の向上を図りました。
また、3次元測量データと出来形測量データから施工量(切り盛り量)の自動算出を行うことで、業務の効率化を図りました。

出来形点群データによるヒートマップ
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| ICTブルドーザ | ICTブルドーザの運転席の様子(締固め管理モニター) |

ICTブルドーザ転圧状況(地上部定点撮影)

ICTブルドーザ UAV撮影状況
4.施工動画(YouTube 約2分)
現場3Dの動画とICTブルドーザによる施工状況の動画です。
※パソコンではマウスで、スマホではデバイスを動かすことで視点を変えられます。
5.工事写真(施工前・施工完了)
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| 施工前 | 施工完了 |

施工完了(水門)




