2025.05.07
省CO2と施工効率を両立するコンクリートが登場!『ハイプロダクリート』
目次
ハイプロダクリート(High-producrete)とは
ハイプロダクリートは、生産性の向上を実現できるコンクリートの総称であり,今回開発したタイプは、東急建設と東京理科大学が共同開発した省CO2と施工の省力化を両立する新しいタイプのコンクリートです。建設現場の効率化と、環境負荷の低減という2つの社会的課題を同時に解決することを目的に開発しました。

写真1 ハイプロダクリートの外観
技術の特徴

図1 開発コンセプト
適用効果(施工実験結果)
実構造物を模擬した実大壁部材を用いた施工実験により、以下の効果が確認されました。
美観の向上:初期欠陥がなく、気泡や色むらが少ない滑らかな仕上がり
CO2排出量の大幅削減:従来のコンクリートと比べて最大73%の削減を実現
施工時間の短縮:施工時間を58%短縮

写真2 構築した壁部材の出来栄え
現時点では設備費や需給の影響で、ハイプロダクリートのコストは従来コンクリートより高くなります。将来的にカーボンクレジットや排出量取引が進めば、CO2価格を考慮した場合にコスト優位性を持つ可能性があります。また、CO2価格に応じた最適なタイプの選択も可能です。
一般的な土木構造物の新設コンクリート工事
(呼び強度24・27・30N/mm²、単位水量175kg/m³以下、水結合材比55%以下)
『ハイプロダクリート』に関しての詳細を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。