地下空間はもっと広くなる 『TQ-CometWall』
地下空間の面積を拡大できる地下工法を開発!建設時のCO2排出量の削減+コストも削減できる最新工法とは?
地下工事の省力化・コスト削減・CO2削減に寄与する工法「TQ-CometWall(東急建設式合成地下RC壁工法)」※1を開発し、一般財団法人 日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第23-20 号)を取得しました。(特許出願中)
TQ-CometWall(ティーキュー コメットウォール)とは
山留め壁の心材H形鋼を鉄筋コンクリート造の地下外壁と頭付きスタッドなどのシヤコネクタで一体化し土圧・水圧といった側圧に抵抗する工法です。
■さらに躯体数量の削減により、コストの削減+建設現場の省力化+建設時のCO2削減が可能
■壁厚の低減により、地下空間の有効面積が増加する
※採用効果は建築物の仕様や地盤条件で差が生じます。
開発者メッセージ
開発背景
山留め工事におけるソイルセメント壁や親杭横矢板壁の心材となるH形鋼は、従来仮設構造物として使用されてきました。この心材は、本体の地下外壁構築後に地中に存置される場合でも、構造耐力には考慮されないことが一般的であり、十分に活用できていない現状がありました。
今回、上記の問題を解決するため、山留め壁の心材を本体構造物として有効活用できる「TQ-CometWall」を開発しました。
開発者のメッセージと今後の展望
従来仮設物であった山留め壁を、本体構造物として有効活用し、建築物の躯体数量(コンクリートボリュームや鉄筋量)を削減できる工法を開発しました。壁厚を低減することで掘削土量の削減が可能となり、環境負荷低減も実現できます。
本工法は当社独自の構造実験を行い、第三者機関からの技術証明を取得しています。
土圧や水圧によって壁厚さや鉄筋量が決まっている大深度の建築物や片持ち擁壁など、採用が有効な建築物に積極的に技術提案していきたいと考えております。
※1「TQ-CometWall」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第6789667号
「地下空間はもっと広くなる 『TQ-CometWall』」に関しての詳細を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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