概要
大型インテリジェント風洞は、1m/sの微風から最大40m/sの強風まで任意に風速を設定でき、風に関係するさまざまな実験に対応できる施設です。測定部 断面も幅3m×高さ2.3mと大きいため、スケールの大きい実験模型を用いることができ、広範囲にわたる風環境予測や精度の高い耐風設計を実現できます。
性能
- 形式
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回流式境界層風洞
- 測定部断面
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3m(W)×2.3m(H)
- 風速範囲
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1m/s~40m/s
試験体の大きさによっては再現できる風速は小さくなります。
- 乱れの強さ
-
±0.5%以内
用途
- 建築物周辺のビル風の予測および対策実験
- カーテンウォールや屋根葺材など建築物の外装材に加わる風圧力の実験
- 超高層建築物の構造骨組の風力あるいは風揺れの実験
- 省エネルギー住宅などの換気・通気実験
- 自動車あるいはヨット、ボートなど移動する物体に加わる風荷重の実験
- ドローンなど移動する物体に加わる風荷重の実験
- 宅造現場、学校校庭などの飛砂塵の実験
- ベランダの手すり、ガラリなどの風切音の実験
利用条件
風洞等の操作は当社が担当します。
計測も原則として当社が担当します。
実績
- 高層建築物のビル風、風圧力、風力、風揺れ実験
- 植栽による風害の低減効果実験
- 大スパン建築物屋根葺材の風圧力実験
- プレジャーボート、ドローンに加わる風力実験
- ベランダの手すりの風切音の実験
料金・利用方法等
料金・利用方法等につきましてはお問い合わせ願います。