特徴
本システムでは汎用のスマートフォンを用いて、計測対象面の配筋に設置した専用の十字マーカーを、カメラ画面に表示されるガイド線に合わせて撮影します。撮影角度の異なる5枚の画像をサーバに送信し、処理を行うことで、十字マーカーの設置された対象面の鉄筋とその他の鉄筋を識別します。
さらに、AI解析処理を行い、鉄筋領域を抽出し、鉄筋の中心線間の距離から鉄筋間隔を、抽出した鉄筋領域の幅から鉄筋径を推定します。
この技術を活用することで遠隔立会において、指定の箇所をその場で撮影、処理結果の確認が立会者とリアルタイム共有が可能となります。そのため、現行で30分から1時間程度かかる立会確認業務を数分から10分程度に短縮することが可能となり、受発注者ともに現場施工管理の生産性を向上させることができます。
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携帯端末による撮影状況 -

解析結果表示例
システムの適用
- 土木・建築現場における配筋出来形管理
実績
土木・建築工事合わせて10現場以上の現場試行
