TQ-CometWall
(東急建設式合成地下RC壁工法)

本技術は、山留め壁の心材H形鋼を鉄筋コンクリート造の地下外壁と頭付きスタッドなどのシヤコネクタで一体化し土圧・水圧といった側圧に抵抗する工法です。従来は仮設構造物として使用されてきた心材H形鋼を本体構造物として有効活用することで、地下外壁の壁厚や鉄筋量の削減による現場での省力化と生産性向上・建設時のCO2排出量の削減・コストの低減・さらに地下空間の有効面積の拡大などを意図して開発された工法です。

■「TQ-CometWall」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第6789667号)

TQ-CometWall <br> (東急建設式合成地下RC壁工法)

特徴

  • 地下外壁の壁厚や鉄筋量といった躯体数量の削減が可能です。
  • 壁厚の低減により、地下空間の有効面積が増加します。
  • 躯体数量の削減により、コストの削減・建設現場の省力化が可能です。
  • 躯体数量の削減により、建設時のCO2削減が可能です。
  • 本技術は一般財団法人 日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しており、一般確認申請の手続きで採用が可能です。
  • 工法の概要
    工法の概要
  •    当社技術研究所での構造実験
       当社技術研究所での構造実験
               建築技術性能証明書
               建築技術性能証明書

システムの適用

大規模再開発計画などの地下掘削深度の深い建築物の地下外壁,
ドライエリアや免震ピット等の擁壁

実績

上記案件への適用を検討中

このようなお悩みを持っている方に最適な技術です

  • 躯体工事費を削減したい。
  • 地下空間の有効面積を拡大したい。
  • 建設時に排出されるCO2量を削減したい。