特徴
本技術では,通しダイアフラムを平面的に拡張してボルト孔を設けて構成したブラケットと梁の中央材を高力ボルト摩擦接合することで、在来工法で必要であった「通しダイアフラムと梁端フランジの完全溶け込み溶接」の撤廃を実現しました。
在来工法に対して完全溶け込み溶接量は約25%減、超音波探傷試験は約20%低減でき、なおかつ製作過程における加工工程も一部削減できることから、製作期間を約33%削減することが可能となります。また,柱梁接合部(サイコロ)製作時の溶接作業にはロボットを活用することでさらなる省力化が可能となり,さらにブラケット長さが短縮されるため運搬効率の向上も期待できるなど,在来工法と比較して製作・運搬工程のコストダウンを実現できる技術です。
なお本技術は,一般財団法人 日本建築総合試験所による建築技術性能証明を受けていますので、一般確認申請の手続きで採用が可能です。
「SB-Joint」は、東急建設株式会社の登録商標です(登録商標第6682912号)
システムの適用
物流倉庫,大型物販店舗,生産施設等の鉄骨造建築物
実績
上記案件への適用を検討中
このようなお悩みを持っている方に最適な技術です
- 鉄骨製作工程を短縮したい
- 鉄骨製作のコストを低減したい
- 運搬効率を向上して現場での鉄骨建方を効率化したい