特徴
鉄筋コンクリート造の建物で梁を長スパン化するために、従来のようなプレストレスト梁の導入や鉄骨梁の採用のための柱の鉄骨鉄筋コンクリート化を回避できる技術です。
梁材端の鉄筋コンクリート区間に梁中央の鉄骨区間の鉄骨部材端部を埋込み、両区間の境界に鋼製の「境界プレート」を配する当社独自の技術により、高い構造性能、耐震性能を実現しています。
SWITCH-spの名称は、上述の特徴に関する以下の英訳に由来しています。
Steel beam WIth concrete encased ends of Tokyu Construction Highly strengthened with Support Plate
本技術は、一般財団法人 日本建築総合試験所による建築技術性能証明を受けていますので、一般確認申請の手続きで採用が可能です。
なおこの建築技術性能証明は2022.7.26付けで、主に施工性の改良を意図した改定が認められました。また本技術は、TQ-MIXや横補剛省略工法との併用も可能な東急建設の特許技術です。
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SWITCH-spの構成 -
性能証明書
システムの適用
- 学校建築、病院建築等、建物平面の一方向のみ長スパンが望まれる建物
- 建物の一部分に講堂や体育館などの大空間が計画されるような場合
実績
- 世紀東急工業㈱本社ビル
このようなお悩みを持っている方に最適な技術です
- 鉄筋コンクリート造建物で長スパンを実現したい
- 鉄筋コンクリート造建物の一部に大空間を設けたい