安全衛生への取り組み

安全衛生への取り組み

基本的な考え方

当社では、建設本業の強化の中でも「安全衛生への取り組み」を重点テーマのひとつに据え、「安全衛生方針」を掲げるとともに、これに基づく「安全衛生マネジメントシステム」の運用によって、建設事業をはじめとする当社企業活動全般の安全衛生向上に努めています。また、協力会社・職長・作業員との連携を重視し、特に作業所における安全衛生向上のために徹底すべき事項を「安全十則」としてまとめ、日々の作業打合せでの唱和など日常的な安全確認に役立てています。

安全成績の推移

年度 2014 2015 2016 2017 2018
安全指数 0.76 0.17 0.12 0.20 0.43

安全指数:√(度数率×強度率)

安全衛生方針

当社は、経営トップの強いリーダーシップのもと、建設事業に関わる全ての関係者と協力し、店社(本社・支店)と作業所が一体となり、PDCAサイクルを回すことにより、安全かつ健全で、快適な職場環境を実現します。

1.リスクの把握

業務に関連する安全衛生上の危険源となる危険有害要因を把握し、災害事故の防止に努めます。

2.重点実施項目の設定

  • 公衆災害、死亡災害、重大災害の絶滅
  • 墜落、転落災害の低減
  • 建設機械・クレーン等災害の低減
  • 崩壊、倒壊災害の低減

3.心身の健康の保持増進

当社の全従業員および建設工事に関わる人々の健康を促進し、ストレスの無い職場を形成します。

4.法規制等の順守

労働安全衛生関係法令等および社内規程を明確にして順守します。

5.システムの運用・改善

安全衛生マネジメントシステムを確立して運用し、継続的に改善します。

6.当社の全従業員および建設工事に関わる人々の下に取り組みます。

安全衛生マネジメントシステムに基づく活動

当社が運用している「建設業労働安全衛生マネジメントシステム」(COHSMS)は、店社と作業所が一体となって「計画(P)-実施(D)-評価(C)-改善(A)」のサイクルを回して、継続的に行う安全衛生活動を推進することにより、労働災害の防止を図るとともに、労働者の健康の増進および快適な職場環境の形成を促進し、安全衛生水準の向上を目指すものです。
また、作業所では「東急建設安全十則」を徹底し、安全確保に努めています。

認定証

安全マネジメントの進化

2019年度は安全管理体制を見直し、安全マネジメントの進化を目指し、以下の4項目を実行します。

  1. 経営トップの関与をより高めた安全管理体制の強化
  2. 安全施工サイクルの見直し
  3. コミュニケーションの強化
  4. その他の見直しとしてNEW COHSMS対応、新リスクアセスメントなど、最新のマネジメントシステムへの対応

東急建設安全十則

東急建設安全十則
  • まず現場 見ます 聞きます 確かめます
  • KYK 危険の感性 とぎすませ
  • 毎日の 現場巡視で 危険ゼロ
  • 作業中 危険な状態 黙認するな
  • 起こさない 手順順守で 墜落倒壊飛来
  • 高所作業 安全設備 まずチェック
  • 裾付は 堅固な地盤に 水平に
  • 運転は 資格のある人 きめた人
  • 声掛けは 仲間をすくう 命綱
  • 守ります 現場ルールと 安全指示

協力会社との連携

作業所の安全衛生管理は、パートナーである協力会社との連携が欠かせません。当社工事に従事する協力会社で組織された災害防止協力会などと連携を図りながら、災害撲滅に向けたさまざまな活動を推進しています。

東急建設マイスター制度

工事現場における安全衛生・品質の維持および環境保全活動のキーマンである職長の中から、特に優れた技術者を「東急建設マイスター」として認定し、現場の最前線で働く技能者のモチベーション向上を図ると共に、マイスターの名に相応しいパフォーマンスの維持・向上に努めてもらうことを期待しています。

東急建設マイスター制度

品質管理体制

1997年3月に東京支店の土木部門と建築部門がそれぞれ認証(ISO9001)を取得して以来、2000年10月までに全国の支店・本部ごとに認証を取得しました。2004年4月からは全社統合の品質マネジメントシステム(QMS)に完全移行し、同年9月に全社統合のQMSで登録。また、2005年からは環境マネジメントシステム(EMS)との複合外部審査も毎年実施されています。2017年10月(一部2018年2月)に第7回再認証審査およびISO9001:2015への移行審査を受審し、再認証および移行が承認されています。
また、2018年4月1日付けで、建築事業本部事業統括部に品質管理部を創設しました。品質管理部の創設により、事業本部、支店、事業部の品質管理部門の組織連携と活動の強化を図り、品質管理のPDCAサイクルの実践を推進します。さらに教育部門と連携し品質管理意識の向上、品質を支える人材の育成を目指す教育・ジョブローテーションの実施を推進します。

経営層による安全衛生巡視

全社一体となった安全衛生の向上を目指し、年度を通じて経営層による安全衛生巡視を実施しています。
経営層自らが作業所に赴き、従業員・協力会社職長・作業員に安全衛生管理活動への積極的参加を直接呼び掛けるとともに、建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS:コスモス)にもとづく各施策の実施状況を確認し、改善へ向けた指示を行っています。

経営層による安全衛生巡視

安全衛生教育

安全衛生教育体系を策定し必修型研修として、新入社員から28年次まで8段階の階層別に安全衛生管理講座を開催しています。安全意識を高めるため、座学よりも実習型の教育を拡充し、「バズセッション」と呼ばれるグループディスカッションやグループワークを多く取り入れています。特に今年度は年次に応じ「危険予知」「作業計画書の作成」「新リスクアセスメント」「災害事例の研究」をテーマとして実践的な教育を行っています。

安全衛生教育

改善事例発表会の実施

当社では、東急建設(株)災害防止協力会との共催で、「安全」、「品質」、「コスト」等をテーマとした「改善事例発表会」を開催しています。この取組みは、労働災害、品質事故を未然に防止するための好事例や改善事例を全社に水平展開していくことを目的として、2005年から毎年開催しています。
当社と協力会社との連携を強化し、技術の向上や知識・ノウハウの共有と次世代への伝承をテーマとして、現場と協力会社が共同で発表。これまでの11回の開催で679 事例が紹介されました。
この活動を通して、当社と東急建設(株)災害防止協力会はさらなる連携を深め、無事故・無災害に努め、品質事故の防止に取り組んでいきます。

改善事例発表会の実施