基本的な考え方
生物多様性に配慮した都市計画の立案に役立つ生態系ネットワーク評価システムの構築を目指し、東京都市大学環境学部環境創生学科ランドスケープ・エコシステムズ研究室の田中章教授のご指導のもとに開発した、「エコロジカル・コリドー※簡易評価ツール(CSET)」は、都市部における生物多様性のポテンシャルを簡易評価するためのツールです。CSETは「HEP(ハビタット評価手続き)」や「GIS(地理情報システム)」を応用。「生物の棲みやすさのポテンシャル」をスコア化(定量化)し、その結果を視覚化することができます。
東急建設では、このCSETによる分析結果を入札案件の提案等に活用しています。
エコロジカル・コリドー(生態回廊):画像内の緑のネットワーク。移動性の高い野生動物が移動できる重要拠点域の間を連続的につなぐ回廊状の生息空間(ハビタット)のこと。