地震に備え、
発災時に対応するソリューション

地震が発生した時、その建物に留まるべきか直ぐに建物外へと避難すべきか、それは地震の規模にも建物の損傷によっても異なってきます。状況を素早く判断して的確な指示を出すシステムとして「4D-Doctor」は開発されました。機能はそれだけではありません。平常時から建物の健全性をモニタリングすることで、建物のリニューアルの指針も提供できます。建造物を作って終わりではなく、維持管理までも視野に入れて提案する当社ならではの取り組みです。

4D-Doctorに生きる
東急建設の高度な解析アルゴリズム

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「4D-Doctor」というネーミングは、Disaster(災害)、Damage(損傷)、Degradation(劣化)、Diagnosis(診断)に由来します。建物の複数箇所にセンサーを取り付けて振動をモニタリングし、平常時は建物の健全性の継続的な診断、地震発生時はできる限りの安心安全の確保、及びBCP(事業継続計画)支援に資するために開発されました。センサーには富士電機が開発した加速度計を用い、そこから得たデータを解析するアルゴリズムに当社ならではの知見を活かしています。高層建造物の場合、センサーは数階おきに取り付けますが、高度な解析アルゴリズムによってセンサーを設置していない階の状況も判断が可能になるのです。

実証的な検証と模型実験を繰り返して

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「4D-Doctor」の開発が始まったのは約3年前です。先ず東急建設本社ビルで試験運用を開始。並行して富士電機の建物(こちらも当社が施工したもので免震構造)でも試験運用して実証的な検証を行いました。さらに、振動台の上に5層の鉄骨模型を組み、地震発生時を想定した実験データを取得。アルゴリズムをブラッシュアップした上で、市場ニーズに響くようにパッケージ化を実現しました。これまで技術的な課題は着実に解決してきました。現在,お客様に選んでいただけるサービスになるよう技術開発とは異なる視点でビジネスモデルを作り込んでいく取り組みを進めています。

「4D-Doctor」でエリア全体を守りたい

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これは私個人の将来構想ですが、「4D-Doctor」を、建物単体の構造ヘルスモニタリング・システムとして活用してもらうだけではなく、一層広い社会貢献へと繋げていきたいのです。商業ビルもマンションも併せて、その地域全体を「4D-Doctor」が守っている。いわば社会インフラに近いソリューションですね。近い将来、例えば東急建設本社のある渋谷が「4D-Doctorで地震に備えた防災都市」というブランドイメージを確立し、街づくりとともに安全安心を見守る会社として貢献できていければと思っています。また渋谷から発信して、周辺地域に広がるエリア振興に当社がコミットすることもできると思います。

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千葉 一樹

振動・音響グループ
構造見守りサービス・4D-Doctorシステム

大学院博士課程にて、伝統的木造建築物の構造性能評価に関する研究により学位取得。その後、大学教員となり建築振動分野での教育・研究活動に従事するが、より実務に近い技術開発のフィールドを求めて,東急建設へ中途入社。以来、技術研究所にて地震観測の活用技術に関する研究や振動台施設のオペレーションを担当する。

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