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Interview

環境保全など社会課題の解決に
貢献し、
社外からも評価される
技術者・研究者を目指したい。

    • 土木
    • 環境技術
  • W.U
  • 農学部 環境資源科学科 卒
  • 入社

入社動機と現在まで

友人からの情報で
東急建設と出会い、
研究職として採用された。

化石燃料の枯渇が話題になったことをきっかけに、地球環境のことを勉強したいと考えました。私の学んだ大学は、約7割の人が大学院に進学するのですが、私は家庭の事情もあり、就職を考えました。ただ、研究を続けたいという気持ちはあり、環境系の研究職を志望、環境コンサルティング会社を中心に就職活動をしていました。ところが、学部卒で研究職に採用してくださる会社は少なく、就職活動に大苦戦。そんな時に、大学の別の学科の友人から東急建設の環境系の研究職でOBが活躍していて、タイミングよく新卒の募集もしていているらしいということを教えてもらいました。

すぐにコンタクトを取ったことで、東急建設の環境技術部を知り、単なる環境調査だけでなく、建設会社という強みを活かした実践的な環境保全に取り組める魅力に惹かれました。もともと東急線沿線で生まれ育ったので、親近感もあり、入社を決めました。

現在の仕事について

自然の持つ機能や
生物多様性の価値を
数値化・可視化することに
挑戦中。

私の部署の業務には、大きく分けて研究開発業務と一般業務の二つがあります。研究開発業務は環境や生物多様性の保全に関わる技術の開発をしています。一般業務は現場の支援です。希少な生き物が見つかった場合の対応方法の検討や、行政対応の支援を行っています。さらに、域性種苗の販売プラットフォームの立ち上げなど生物多様性保全に関わる新規事業にも取り組んでいます。

私自身の研究としては、自然の持つ機能や生物多様性の価値を定量化する評価技術の開発に挑戦中です。ゼネコンが関わる建設工事では、環境アセスメント対応などでの生物調査を求められます。今までの調査方法では、例えば森の中に入って人間が目で見て生き物の個体数を数えるなど、かなりの手間と時間がかかるやり方でした。そこで、水や土に含まれる生き物のDNAを分析することで、生息する生物の種類や数を把握しようという環境DNA分析技術が注目されています。私はこの環境DNA分析技術の実証研究を行っていて、その新規性と進歩性が認められに特許を取得することができました。

印象に残った出来事

台風による豪雨で
防災工事の現場にも影響。
持続的なインフラの必要性を痛感。

入社2年目のから約3年間、首都圏の土木工事を担当する支店に配属され、東京・江戸川区の作業所に勤務しました。江戸川区は海抜0m地帯として知られており、私はこの地域の台風や集中豪雨による浸水被害の軽減を目的とした、インフラ建設工事の施工管理をしていました。

の台風19号では、豪雨により現場すぐ隣の荒川の水位が上がり、避難勧告も出されました。現場も少なからず影響を受け、気候変動の影響の大きさと自身が建設しているインフラ施設の役割の重要性を痛感しました。同時に、荒川の堤防が決壊寸前の状態となり、コンクリートインフラの限界も感じました。

私は現在、グリーンインフラの研究も行っています。グリーンインフラとは、自然環境が持つ様々な機能を活用して、都市の防災・減災力を高めたり、生物多様性を保全し、人にとっての居心地や健康などのウェルビーイングも向上していこうとする考え方のことです。グリーンインフラは従来のコンクリートインフラよりも復元力が高く、持続可能なインフラとして知られています。私は、将来的にこのグリーンインフラも積極的にインフラ整備へ活用する必要があると、強く感じています。江戸川区での現場経験が、私の研究テーマに具体的な方向性を与え、研究によって社会課題解決を実践していく道を見いだす体験となりました。

今後の夢や目標

理念よりも、科学。
地球環境課題の解決を実践できる
技術者を目指す。

若手研究者として新しい視点を活かすため、積極的に社外の勉強会や学会に参加し、最新の情報や動向をキャッチアップしています。また、現場経験を活かし、理論と実践の両面から研究開発に取り組むことで、より実用的な成果を目指しています。

東急グループが街づくりを行っている南町田グランベリーパークには、当社が施工したグリーンインフラの施設があります。施工して終わりではなく、施工後に想定していた洪水調整機能が本当に発揮されているのか確認するために計測・モニタリングを行い、その成果を土木学会で発表しました。グリーンインフラの民間施設について、その性能を定量的に評価した事例は国内でも少なく、第79回年次学術講演会優秀講演者に選ばれました。現在はこの成果を活用して、グリーンインフラの具体的な性能設計・評価手法の開発にも取り組んでいます。

私は地球環境課題のラストワンマイルは「モノづくり」であり、それを担っているのがゼネコンだと考えています。取得した特許や開発した技術を「モノづくり」に活かして初めて地球環境課題の解決に貢献することができます。課題解決を理念として掲げるだけではなく、実践できる技術者になることが夢であり、目標です。

私の趣味・休日の過ごし方

中学・高校では部活で、大学ではサークルを創設し、バスケットボールをやっていましたが、社会人になってからは専ら試合観戦にハマっています。嬉しいことに東急建設はプロバスケットボールチームの渋谷サンロッカーズのスポンサーであり、福利厚生でチケットをもらい観戦することもできます。ホーム会場が会社から近いこともあって、仕事終わりでも余裕を持って観に行くことができて嬉しいです。社内ではバスケ好きはまだ少数なので、もっと増えて欲しいなと思っています。

schedule 1日のスケジュール

  1. 出社
    メールチェックやスケジュールの確認を行い、1日の業務内容を整理
  2. 社外ワーキンググループ活動
    企業や団体と連携した生物多様性や自然共生に関するワーキンググループの主催・運営を行う
  3. 書類作成
    官公庁補助事業に関する事業工程表や費用管理表の作成・更新作業を行う
  4. 昼食

  5. 定例グループ会議
    チーム内での進捗共有や課題の確認を行い、情報のすり合わせを行う
  6. データの解析・検証
    グリーンインフラに関する気象・水位の観測データや、環境DNA分析結果をもとに、生物多様性の検証を実施
  7. 社外打合せ・書類作成
    協力会社や外部研究機関との意見交換を実施し分析方針を確認、その内容をもとに、調査計画書や共同研究の検討を行う
  8. 退社

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