Work & Person
職種紹介 /
電気・機械・情報系
建設を動かす技術のチカラ
現場と社会の未来を支える
電気・機械・情報系職種では、建設現場の安全性や効率性を高めるための専門技術が活かされています。建物やインフラを機能させる設備計画、現場の生産性を高めるICT活用、先進技術の研究開発など、建設業の進化に欠かせない分野として幅広く活躍の場が広がっています。それぞれの分野で専門性を磨きながら、新たな価値の創出に挑戦しています。
職種ごとの仕事内容と役割
機電職は建設現場で使用される機械設備や電気設備の計画・整備・管理を担う仕事です。機械化施工を通じて現場の効率性と安全性を支えるスペシャリストとして、現場施工をスムーズに進行させる役割を果たします。
具体的な業務
- 機械設備の計画・調達
- 建設現場で使用する施工機械やプラント設備の計画および調達を行います。施工性・安全性・経済性を評価し最適な現場運営ができるように選定します。
- 機械・電気設備の原価管理
- 建設現場で使用する機械設備・電気設備のコスト管理を行い利益向上に貢献します。
- 電気設備の計画・調達
- 建設現場で必要な電気設備の計画および調達を行います。安全で安定した電力供給を確保するためのシステムを構築します。
- 機械・電気設備の保守・点検
- 機械設備・電気設備の定期的な点検を行い、故障を未然に防ぐための保守管理を実施します。
- 機械・電気設備の工程管理
- 建設現場で使用する機械設備・電気設備に関し、設置から撤去までの工程管理を行います。
- 調査・技術開発
- 新工法・施工機械・電気設備に関する調査や改良や技術開発業務を行います。
やりがいと成長
機械・電気のスペシャリスト
トンネル掘削機やクレーンなどの大型機械や電気設備、その他各種設備まで、幅広い機械・電気設備の知識を保有。安全な運用管理だけでなく、省エネルギーや経済性も考慮した計画で、建設現場の生産性を最大化させる重要な役割を担っています。
将来の建設現場に向けての取組み
機械・電気の豊富な知識を活かした新技術の開発を行うことで、建設現場全体の安全・効率化などの問題点を解決し、将来働きやすい建設現場にしていきます。
活躍する社員
設備は、建物内の電気、空調、給排水設備など、施設が機能するために必要なものです。設計が顧客要求に基づき最適な設備システムを構築して設計図にまとめ、見積がコストの観点でチェックし施主合意を頂きます。施工は設計図に基づき建築担当者や協力会社との調整を行い建物の具現化をしていきます。
具体的な業務
- 設備設計
- 空調、電気、給排水設備など、建物内の設備を設計し、全体の機能性を高める計画を立てます。
- 環境に配慮したサステナブル設計
- 省エネルギー技術や環境に優しい技術を採り入れ、地球に優しい建物を造り上げます。
- 設備施工
- 設備が設計通りに施工されるよう、現場で施工管理を行います。安全・品質・工程・予算の管理が求められます。
- メンテナンス計画
- 設備の長期的な運用に向けて、定期的なメンテナンス・修繕計画を視野に入れた設計・施工します。
- 設備見積
- 設計図に基づき材料費や労務費などを積み上げ建設に関わるコストを算出し、予算に沿うよう仕様変更などの交渉をします。
やりがいと成長
人々の生活環境に直結する
この世に一つしかない建造物に、空調、電気、給排水などの設備を通じ快適性を与えます。大きな責任を伴う仕事ですがお客様や関係者とのやり取りを重ねて形にし、エンドユーザーに喜んでもらえることが魅力です。
設備の技術力の習得
建物の用途や規模が似通っていても、設備の中身は千差万別です。設備は知識だけでなく、実務経験を積むことで、設計・見積・施工の設備力が向上します。設備に軸を置き、建築に携わることで総合的な視野が広がります。
活躍する社員
システム部門にて本社管理業務や建設事業業務のシステム企画・開発・管理等を担当します。業務内容は、システムの企画~開発や機能改善、ITインフラやセキュリティの統制・管理や新規導入企画、データ分析による課題解決支援等、多岐に渡ります。また、最新デジタル技術の活用に向け、社内横断のDXプロジェクトの立ち上げ~実行を主導します。
具体的な業務
- 社内ネットワーク・
インフラの設計・管理 - 社内システムの安定運用を支えるため、ネットワークやサーバー等機器の導入企画・設計・構築・管理を担当します。
- クラウド環境の導入・最適化
- 社内業務の効率化に向けて、クラウドサービスの導入や管理を行い、安全で快適なIT環境を整備します。
- DXプロジェクトの推進・管理
- 各部⾨と連携し、最新デジタル技術を活⽤したDXプロジェクトの企画・⽴ち上げ・実⾏を主導します。
- 業務システムの開発・管理
- 社内の業務効率向上のため、基幹系等の全社システムや各部門のニーズに合わせた業務システムの導入や管理を行います。
- サイバーセキュリティ対策の強化
- 情報資産を守るため、セキュリティポリシーの策定・運用や脅威対策の実施、社員向けの啓発活動を行います。
- データ活用基盤の構築と
データ分析の推進・サポート - ビッグデータやAIを活用し、経営判断の精度向上や業務最適化を実現するためのデータ分析基盤を整備します。また各部門で実施するデータ分析の推進やサポートも行います。
やりがいと成長
全社に影響を与える重要な役割を担う
社内ITインフラの整備や基幹システムを始めとした全社業務システムの開発・管理を通じて、社員全員が快適に業務を遂行できる環境をつくります。経営判断と密接に関わりながら企業の根幹を支える仕事に携われるのが魅力です。
課題解決⼒とプロジェクト推進⼒が⾝につく
DXプロジェクトの企画・実⾏を主導する中で、課題を発⾒し、解決に向けて関係者を巻き込みながら進める⼒が養われます。これにより、IT技術だけでなくマネジメントスキルも磨かれます。
活躍する社員
ロボティクスグループ・先端デジタルグループは、技術研究所におけるロボティクスや情報通信に関連した研究開発/技術開発の業務を担当します。土木、建築施工の自動化やロボット化、施工管理の効率化、またICTやAI技術の活用により利用者の利便性や安全性の向上を実現する技術開発を行っています。また、建物を建てた後にも顧客に対して継続的に価値を提供するため、例えばエネルギー消費の最適化やウェルネス向上環境を提供するスマートビルの技術開発に取り組んでいます。先端技術を活用した技術開発を通じて、持続可能で革新的な建物の設計や施工方法や、建物を通じた継続的な価値の提供を探求し、建設業界の進化を牽引します。
具体的な業務
- 建設ロボットの研究開発
- 建設現場で役立つロボットの研究開発を行い、労働者不足や生産性向上など業界の課題に対応したソリューションを提供します。
- スマートビルの研究開発
- 建物の設計情報であるBIM(Building Information Modeling)を活用した建物OS(Building OS)や、それを利用したサービス・アプリケーションの研究に取り組んでいます。
- 施工管理の合理化
- 画像処理やAI等を活用し、建設現場における管理の合理化や品質向上に寄与する技術や装置を開発します。
- 構造物近傍を安全に飛行できる
ドローン技術の開発 - 人が立ち入りにくい狭所空間を安全・安定的に飛行するドローン技術の研究・開発に取り組んでいます。
- 安心・安全な技術の提供
- 社会インフラの点検や診断、災害復旧工事に使用可能な遠隔や自動化技術の研究開発を行い、安心・安全な社会に貢献します。
やりがいと成長
社会的インパクト
ロボットやICTに関する研究開発を通じて、社会課題を解決する仕事に携わることができます。建設業界の進化に貢献することができるため、革新の最前線で働くことができます。
研究力と創造力の向上
新技術の開発に携わることで、深い技術的知識と創造力を養い、建設業界において専門性の高い職務に携わることができます。最新の建設技術やトレンドに触れ常に進化し続ける業界において、最先端のスキルを習得できます。
研修制度
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職種別研修について
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人材育成 パンフレット