Work & Person
職種紹介 /
事務系・新規事業系
多角的な視点で組織を支え、
新たな価値を生み出す
建設業の現場では、技術系職種だけでなく、事務系職種の支えも欠かせません。営業部門では顧客との信頼関係を築き、作業所事務では工事が円滑に進むよう、日々の運営をサポートし、コーポレート部門では会社全体の管理・運営を支えています。さらに、新規事業開発では未来を見据え、既存の枠を越えた価値創出に挑戦しています。多様なフィールドで幅広いスキルを発揮しながら、建設業の発展を根底から支えること。それが、事務系・新規事業系職種の仕事です。
職種ごとの仕事内容と役割
価値創造推進室での新規事業創出業務を担当します。主に、スタートアップ投資を含めた外部企業とのオープンイノベーション・共創または社内発新規事業を推進サポートし、事業創出を目指します。最初はアイデア事業化サポートやベンチャー投資先との協業サポート業務に携わり、将来的には事業化案件の担当や投資責任者としての役割を担います。
具体的な業務
- 顧客課題・市場調査・分析
- 新規事業案の蓋然性を高める顧客ヒアリングなど、ターゲット市場や競合分析を通じて事業化を推進します。
- ビジネスプランの策定
- 新しい事業アイデアを具現化し、実現可能なビジネスプランを作成して事業化を実現し、会社の成⻑に貢献します。
- パートナーシップの構築・
ベンチャー投資 - 提携先企業や外部パートナーとの関係を構築し、スタートアップ企業への投資などで事業の拡大を支援します。
- プロジェクト管理
- 新規事業におけるプロジェクトの進行管理を行い、チーム全体の進捗を把握し目標達成に導きます。
- 経営層への事業提案
- 新たな事業アイデアについて、提案者・支援者・投資担当者として、経営層への提案や承認のプロセスを担当します。
やりがいと成長
新たな価値を生み出し、会社の未来を創る
自らの企画で事業創出や外部との共創(オープンイノベーション)やM&A等を通じ、新しい事業を立ち上げます。当社の強みとなる新たな価値を生み出し、収益の柱となることで、企業の成長へとつなげられます。
戦略的思考や意思決定力が身につく
新規事業立案には多角的な視点が必要でビジネスパーソンとして必要なコミュニケーション力・戦略的思考・実行力・柔軟性や対応力等の素養を鍛えることができ、経営層への事業提案の機会で力を発揮可能な環境です。
活躍する社員
作業所事務は施工現場の収支管理を行う経理、工事に関する書類作成や管理を行う総務、また労務管理を行う人事といった、施工以外の全ての役割を担当します。現場はいわば1つの会社。その運営が円滑に行われるよう幅広い側面から現場を支援します。現場の一員でありながら本社との橋渡し役として現場を内外から支援します。事務系の仕事の中では現場のものづくりを最も間近で見られる仕事です。
具体的な業務
- 工事予算の管理
- 工事に必要な予算を作成・管理し、適正な原価管理をサポートします。工事の進捗や費用について作業所長と打ち合わせを行いながら、適切な判断や対応につなげます。
- 協力会社との契約・工事代金支払業務
- 工事に関わる各協力会社との契約手続きや、請求内容の確認を行い、適正な支払い処理を進めます。契約内容の管理や支払いスケジュールの管理も行います。
- 発注者との契約業務
- 発注者との工事契約や追加工事に関する契約手続きをサポートします。また、契約条件に基づいた入金の確認・管理を行い、適切な資金管理を実施します。
- 工事実施に伴う行政機関への
手続き - 工事に必要な道路使用許可や占用許可など、施工に関わる申請手続きを適切に進め、工事の円滑な実施を支援します。また、安全管理や環境規制に関する申請業務を行い、適法な工事運営をサポートします。
- 事務所開設手続き・近隣対応
- 作業所開設時の手続きを進め、事務所の運営環境を整えます。また、工事に伴う影響を最小限に抑え、周辺住民と円滑な関係を築くために、必要に応じて説明会を実施し、関係者への説明や対応を行います。
- 地鎮祭や竣工式などの準備対応
- 工事の節目となる地鎮祭や竣工式の準備・運営を担当します。関係者の調整や会場手配を行い、円滑な式典運営をサポートします。
やりがいと成長
工事運営を支える重要な役割を担う
作業所事務は、工事予算の管理や契約手続き、行政機関への申請対応など、工事の円滑な進行を支える重要な役割を担います。現場と本社、支店を繋ぎ、プロジェクトの成功に貢献できるやりがいがあります。
幅広い知識と調整力を身につけ、成長できる
契約業務、原価管理、近隣対応など多岐にわたる業務を通じて、建設業界の知識を深めながら、コミュニケーション能力や調整力が磨かれます。
活躍する社員
営業の仕事は、お客様との信頼関係を築くことから始まります。対話を重ねながら、お客様のニーズや課題をしっかりと把握したうえで、社内の設計・工事計画・見積もり等の関係部署と連携しながら、お客様に最適なプランをご提案し、工事の受注につなげていきます。単にモノを売るのではなく、「この会社に任せたい」と思っていただけるパートナーになることが目標です。営業は会社の顔であり、同時に収益の柱を支える大切な役割を担っています。
具体的な業務
- お客様との関係構築
- 既存のお客様への定期的な訪問や情報交換を通じて、信頼関係の維持・強化に努めます。また、市場動向を調査し、潜在顧客の発掘や将来的な市場拡大が見込まれる分野への積極的なアプローチも行います。
- 企画提案、見積対応
- お客様のニーズや課題を社内の設計・工事計画・見積もり等の関係部署へ正確に共有し、ニーズに即した提案が実現できるよう、関係部署との連携・調整を行います。
- 営業情報の収集
- お客様や設計事務所・関係者との情報交換やヒアリングを通じて、案件に関する有益な情報を収集します。
- 交渉・合意~契約締結
- 提案内容に対するお客様のご意向やご要望を丁寧に確認し、最終的な合意に向けてさまざまな検討や追加提案を行います。合意に至った後は、契約書の作成・締結に向けた準備を進めます。
- 取組み案件の検討
- 収集した案件情報をもとに、事業としての妥当性や当社が取り組む意義・必要な社内外リソースの確認を行い、取り組むべき案件を選定します。
- 工事~引渡し、アフターフォロー
- 工事開始後は、お客様や設計事務所との定例会議に参加し、新たなニーズや課題の把握に努めながら、工事が円滑に進行するよう調整役を担います。竣工後も定期点検への立ち会いやアフターフォローを通じて、お客様との信頼関係を継続的に築いていきます。
やりがいと成長
工事を受注した時の達成感
建設会社の営業職は、すでに完成した製品を販売するのではなく、ゼロからプロジェクトを立ち上げ、お客様の要望を形にしていく重要な役割を担います。営業開始から工事完了まで長期にわたるプロジェクトが多く、関係者との信頼関係が成功の鍵となります。お客様との関係を築き、工事の受注に至ったときには大きな達成感と充実感を味わうことができます。
プロジェクトの旗振り役として、課題解決力と推進力が身につく
営業担当者が提案する設計図面や企画書・見積書は、社内の専門部署との連携によって初めて完成します。お客様のニーズを正確に伝え、それを具体化するために営業担当者はプロジェクトの旗振り役として、社内外の関係者と連携を図りながらプロジェクトを推進する役割を担います。この経験を通じて、課題解決力や物事を前に進める力が身につきます。
管理部門は従業員2,000名を超える当社を支える、まさに会社経営の基盤となる部門です。法務・人事・財務・総務など専門性の高い業務を通して会社全体がスムーズに機能するよう様々な施策を実施します。また、経営戦略の立案や組織の最適化を図り、持続的な成長を促進する役割も担っています。現場で直接ものづくりに関わる訳ではありませんが、よりよい経営環境、組織を整えることで間接的に現場のものづくりを支えています。
具体的な業務
- 法務・コンプライアンス対応
- 企業活動が法令を遵守し適正に運営されるよう、契約書の作成・確認や法的リスクの検討、管理対応を行います。社内のコンプライアンス意識向上にも貢献します。
- 経営企画・事業管理
- 経営戦略の策定・企業の成長に向けた施策の立案・業績分析などを担当。市場環境の変化に対応しながら、経営の方向性を定める役割を果たします。
- 財務・資金管理
- 企業の安定した経営基盤を支えるため、資金計画の策定・銀行取引の管理・予算作成・決算対応などを担当。適正な資金運営を通じて企業の成長を支援します。
- 総務業務
- 社内の設備管理・文書管理・株主総会の運営など多岐にわたる業務を担当。社員が快適に業務を遂行できる環境づくりを支えます。
- 人事・労務管理
- 社員の採用・配置・育成をはじめ給与計算や社会保険手続き、職場環境の整備を行います。働きやすい職場づくりと企業の組織力強化を担う業務です。
- 情報開示・広報対応
- 企業の信頼性向上のため適正な情報開示やIR(投資家向け広報)・社内外の広報活動を行います。企業ブランドの確立やステークホルダーとの関係構築を担います。
やりがいと成長
企業経営を支える重要な役割を担う
管理部門は法務・財務・人事・経営企画などを通じて、企業の基盤を支える役割を担います。事業の成長を支援し、企業全体に貢献できることが大きなやりがいです。
幅広い知識と専門性を磨き
キャリアを築ける
経営戦略や法務、人事労務管理など、多様な業務を経験することで専門的なスキルが身につきます。組織運営に関わる経験を積みながら、キャリアの可能性を広げられます。
研修制度
- 工事現場・技術研究所見学
- 事務系社員の皆さんにも、現場のリアルを知って貰うことを大切にしています。当社の利益を生み出す工事作業所がどんなところか実際に見てもらったり、技術系の企業にとって重要な技術研究所について理解するため、見学会を実施したりします。
- 式典体験
- 建設業では事故なく安全に工事をすることが重要ですが、安全を祈願するセレモニーとして「式典」があります。日頃めったに参加することのない式典を、神社のご協力を得て模擬体験の形で研修に組み込んでいます。
- 社内インターン制度
「Job scramble!」 -
事務系若手社員を対象に、1週間の期間限定で希望する他部署で業務体験できる社内インターンを2023年度より実施しています。
制度には入社年数や等級などの応募条件があります。
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職種別研修について
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人材育成 パンフレット