Special 女性の活躍を推進する取り組み女性
当社は、⻑期経営計画において
人材を競争優位の源泉とし、
女性活躍を推進する制度づくりや
職場環境整備を進めています。
女性社員がそれぞれのライフステージに応じた
柔軟な働き方を選択し、
長期的に活躍できる環境を整えることで、
多様なキャリアの実現をサポート。
女性社員を対象として研修や制度の整備、
また健康支援にも力を入れています。
多様な⼈材が最⼤限の⼒を
発揮できる企業を目指し、
これからも女性の活躍を支援してまいります。
Vision 掲げる目標
- ⼥性総合職採⽤⽐率
-
- 卒
- 21.9%
- 卒
- 30%
- ⼥性管理職数
-
現状
- までに
- 3倍
- 男性の育児休業もしくは
育児を⽬的とした休暇の取得率 -
- 44.2%
- 100%
Measures 目標のための制度・取り組み
私たちが目指す「多様性が輝く職場」の実現に向けた具体的な取り組みをご紹介します。
制度
- フレックスタイム制度
- 産前・産後休暇
- 短時間勤務制度
- 配偶者出産休暇
- テレワーク勤務
- 時間外労働免除
取り組み
-
求職者と⼥性社員との
座談会などを実施 -
OB・OGリクルーター
活動の
活性化 -
⼥性リーダーシップ
開発トレーニング - 研修やセミナーの開催
-
専門コーチによる
1on1コーチング -
キャリアに関する
社内好事例の共有
etc...
えるぼし認定取得
これらの活動が評価され、に
「女性活躍推進法」に基づき、
女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、最高位である
「えるぼし」認定(3段階目)を取得しました。
Data データで見る
様々な取り組みの結果、東急建設の現在地をご紹介します。
- ⼥性総合職採⽤⽐率
-
20%
- 女性基幹職人数
-
18名 実績
- 男女別育児休職取得率
-
- 女性
- 100%
- 男性
- 78.2%
Interview 女性社員インタビュー
グローバルに、家族とともに。
私らしいキャリアのカタチ
K.Kさん
- 所属
- 土木系
- 入社年
- 入社
- 就職活動で女性活躍について
情報収集しましたか? - 土木工学を学び、東日本大震災を機に社会貢献を志して建設業界へ。しかし当時は女性技術者の採用が少なく、門前払いを受けることもありました。東急建設では女性土木技術者が複数活躍し、産休・育休後の復帰実績も確認できたことで、安心して入社を決意しました。
- 現在の仕事について
教えてください - 渋谷の鉄道改良工事、名古屋支店勤務を経て、現在は国際事業部で東南アジアの現場支援や入札業務を担当。2〜3カ月に1度現地出張し、ODA国家プロジェクトの鉄道工事や橋梁再建工事に関与しています。将来は家族とともに海外勤務を経験したいと考えています。
- 産休・育休を取得した時のことを教えてください
- 名古屋支店勤務時に2度の産休・育休を取得し、保育園入園のタイミングで復帰しました。育休は最長2年取得可能ですが、家庭と相談して時短勤務を活用。現在はフルタイム勤務で、夫が時短勤務を担当するなど、家庭と仕事のバランスを工夫しています。
- 女性活躍をサポートする各種制度をどのように利用していますか?
- 週2回の在宅勤務、フレックス制度(コアタイム〜)、年間10日の看護休暇を活用中。制度だけでなく、オンライン会議やスケジュール共有、部署の柔軟なフォロー体制もあり、家庭と両立しながら働きやすさを実感しています。
働きやすさのカギを
自ら切り拓く、
女性活躍の先駆者
Y.Kさん
- 所属
- 土木系
- 入社年
- 入社
- 就職活動で女性活躍について
情報収集しましたか? - 当時、建設業界では女性が少なく、就職活動の中で性別に関係なく受け入れてくれる企業を探していました。東急建設では、土木技術員として活躍している女性社員と直接話す機会を得て、自分もこんな風に働けると感じ、入社を決意。社内の雰囲気も良く、女性が活躍できる土壌が整っていると感じました。
- 現在の仕事について
教えてください - 入社後、首都高速道路のトンネル換気所やインフラの長寿命化のプロジェクトに携わり、その後、工務、営業、人事など多様な業務を経験。現在は土木部工務グループで、現場支援や土木技術員の採用活動を担当しています。具体的には施工検討会の開催や外部団体との連絡・調整、OG訪問対応などを行い、採用活動にも力を入れています。
- 女性活躍推進について、どのように取り組んできましたか?
- 私は産休・育休を2回取得し、育児と仕事の両立を目指してきました。時短勤務を活用し、復帰後も仕事に対して前向きに取り組むことができています。その経験を活かして、社内での女性活躍推進にも取り組んでいます。特に、女性社員が声を上げやすい環境づくりを目指してきました。人事部に所属していた際には、「えるぼし」認定取得や、社内外に女性活躍をPRするサイトを立ち上げるなどしました。
- 女性活躍推進に関する社内外での活動について教えてください
-
社外では、「けんせつ小町※」や「土木技術者女性の会」に参加し、業界全体で女性の活躍を支援しています。社内では、女性技術員の意見交換の場を作り、現場見学会や懇親会を開催。働きやすい環境を作るために積極的に行動し、男女ともに働きやすい職場を作ることを目指しています。
「けんせつ小町」とは、建設業で働くすべての女性の愛称で、一般社団法人日本建設業連合会が中心となって、女性が働く環境の整備等に取り組んでいる。
仕事と育児を両立しながら
自己成長を続ける
C.Nさん
- 所属
- 設備系
- 入社年
- 入社
- 就職活動で女性活躍について
情報収集しましたか? - 大学・大学院で建築環境を学び、環境や省エネに興味を持っていました。建設業界は女性が少ない分野のため、不安に感じていたところ、東急建設で活躍している女性社員と実際に話す機会をいただきました。柔軟な働き方や意見が尊重される企業文化を実感し、職場の雰囲気も良好な印象を受けました。お会いした先輩社員のように活躍したい!という入社後の働くイメージがもてたことで、入社を決意しました。
- 現在の仕事について
教えてください - 現在は空調・衛生設備の設計業務を担当しており、ホテル、共同住宅、生産施設の設計案件、ZEB(Net Zero Energy Building)提案などを行っています。建築の省エネ基準に関わることが多いため、海外の技術動向を常にキャッチアップする必要があります。また、若手社員の育成にも力を入れ、次世代をサポートする立場としても努力しています。
- 女性活躍推進の観点から、
会社の制度は進歩していますか? - 東急建設は、女性活躍を支援する制度が非常に充実しており、入社時から制度改善が進んでいると感じています。特に、私が入社3年目のときに結婚した際、旧姓使用制度が導入され、女性社員の意見が反映されていることを実感しました。産休・育休制度もしっかり整備されており、復帰後もスムーズに仕事と育児の両立ができています。私自身、2度の産休・育休を取得した後も、職場の理解とサポートを受けて復帰し、キャリアプランを実現しています。
- 育児中の働き方について、
どのようにお考えですか? - 育児中でも今までと同じ業務内容で働き続けることを希望し、上司と相談して短時間勤務やリモート勤務を組み合わせて、柔軟に働いています。特に、仕事と育児を両立するために、ミーティング時間を調整したり、重要な業務は前倒しで対応したりするなど、工夫しています。子どもの急な発熱時には、年間10日の看護休暇を活用し、部署の皆さんの協力もあり、仕事と育児を両立できています。このようなサポート体制があることで、育児中でも仕事に集中できる環境が整っており、非常に助かっています。
子育てもキャリアも、
私らしく前進できる場所
R.Kさん
- 所属
- 建築系
- 入社年
- 入社
- これまでのキャリアを
教えてください - 大学院では福祉環境工学(建築コース)を専攻し、ゼネコンでのキャリアを志望して東急建設に入社しました。入社後は施工管理でマンション建築のプロジェクトに携わり、現場での経験を積みました。出産後には育休を取得し、その後スムーズに復職。現在は施工支店の工務部に配属され、4人の子育てと仕事を両立しながら、資料作成や会議運営など、現場と本部をつなぐ重要な役割を担っています。このポジションでは、現場の声を本部に伝え、プロジェクトの円滑な進行をサポートすることで、組織全体の調和を図っています。
- 仕事と育児の両立に不安は
ありましたか? - 正直なところ、最初は不安もありましたが、東急建設の充実した制度と職場の理解のおかげで、その不安はすぐに解消されました。急な予定変更にも対応できるフォロー体制が整っており、安心して長期的に働き続けられる環境が整っています。また、女性の働きやすさを追求する取り組みも進化しており、e-learningの導入や女性用作業着の提供など、ソフト・ハード両面でのサポートが充実しています。このような環境があるおかげで、安心して仕事と育児を両立させることができています。
- 仕事をする上で意識している
ことはありますか? - 短時間勤務を活用し、限られた時間内で効率的に業務を進めることを常に意識しています。特に優先順位を明確にし、周囲に負担をかけないよう工夫を重ねています。子育てによるリズムが、仕事にも自然とメリハリを与え、独身時代よりも効率的に働けるようになりました。このような時間管理と効率性の追求は、私の仕事の質を向上させています。
- 今後はどんなキャリア形成を
目指していますか? - 建築業界でのキャリアを継続し、子育てが落ち着いたら再び現場で施工管理に挑戦したいと考えています。現場での経験をさらに積み重ね、1級建築士の資格を取得することを目指しています。東急建設の自己啓発制度や資格取得支援を活用し、常に成長し続けることを目標としています。これからも挑戦を続け、より専門性の高い技術者として貢献していきたいと思っています。