Special
環境と感動を
創り出す技術技術
東急建設は、革新を追求する技術と長年培ってきた信頼を礎に、
街づくりと人々の暮らしを支えています。
高度な施工技術から環境に優しいエコソリューションまで、
私たちは持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けています。
本コンテンツでは、東急建設が誇る最先端技術とその魅力を余すことなくご紹介します。
顧客提供価値の最大化と
基盤技術の強化
顕在化している技術課題だけでなく、
将来の潜在的な顧客ニーズを捉え、
7つのカテゴリに分類した
技術を開発しています。
積極的に外部と連携し、環境変化に応じた
建設生産システムを早期に構築し、
社会課題の解決と
企業価値の向上を目指します。
SQサイレンス50
鉄筋コンクリート造に迫る
静けさを
木造で実現する、
新しい遮音床システム
SQサイレンス50は、床板と防振支持脚の振動特性に着目して開発された高い遮音性能をもつ二重床システムです。床板には、スクエア形にプレカットしたパーティクルボードを使用し、防振支持脚の仕様と配置を最適な組合せに調節することで、木質系床構造の「高遮音化」と「軽量化」の両立を実現しています。これにより、木造建築物において、木の良さである軽量さを活かしながら、対策が難しい重量床衝撃音への対策として、十分な効果が確認されています。
iTOREL
トンネル点検をもっと速く、
もっと安心なインフラ管理へ
「iTOREL(アイトーレル)」は、トンネル点検を革新する次世代システムです。ひび割れやうきを自動検出する高精度カメラと打音検査ユニットを搭載し、トンネル内を移動しながら短時間で詳細な点検データを自動取得。AIによる解析で技術者と同程度の判定精度を実現し、従来の目視や手作業を超える効率とヒューマンエラーを削減した正確性を実現します。作業負担を軽減しながら安全性も強化し、老朽化が進むインフラの未来を支える、スマートな点検ソリューションです。
PPCaボックスカルバート
速く、強く、安心施工
インフラ施工の新時代へ
「PPCaボックスカルバート」は、インフラ施工を加速する次世代工法です。従来の現場打設を、部分的に工場製造のプレキャスト部材に置き換えることで、工期を約35%短縮し、施工負担を大幅に軽減。現場の制約条件に応じた柔軟な設計が可能な本工法は、品質の均一化に加え、支保工の削減や安全性の向上も実現します。現場作業の効率を最大化し、都市活動を止めずに高品質なインフラ整備を可能にする革新的技術。生産性向上が求められる建設業界に、新たなスタンダードをもたらします。
SB-Joint
(鉄骨柱梁接合部省力化工法)
建設の未来を変える、
新しい鉄骨接合技術
東急建設の「SB-Joint」は、鉄骨の接合を革新する次世代工法です。通しダイアフラムを平面的に拡張してボルト孔を設けて構成したブラケットと梁の中央材を高力ボルト摩擦接合することで、在来工法で必要であった「通しダイアフラムと梁端フランジの完全溶け込み溶接」の撤廃を実現しました。
在来工法に対して完全溶け込み溶接量は約25%減、超音波探傷試験は約20%低減でき、なおかつ製作過程における加工工程も一部削減できることから、製作期間を約33%削減することが可能となります。また,柱梁接合部(サイコロ)製作時の溶接作業にはロボットを活用することでさらなる省力化が可能となり,在来工法と比較して製作・運搬工程のコストダウンを実現できる技術です。
構造見守りサービス
4D-Doctor
建物構造の健康状態を見守る、
次世代の防災システム
「4D-Doctor」は、建物構造の安全性を24時間見守る次世代のモニタリングシステムです。地震による建物の揺れを即座に検知し、建物外への避難要否や建物の継続使用可否を自動判定してメール通知しますので、迅速な災害時対応を可能にします。高感度な加速度センサを使用し、日常からの小さな建物の揺れもモニタリングすることで、経年変化に対する維持管理情報にも役立てることができます。少数のセンサで高精度な建物構造のモニタリングを実現し、専門技術者のフォローにも対応。災害時の即時判断から、観測データに基づく未来の建物管理まで、建物の時間変化にも対応した“ドクター”としての活躍を期待しています。