Future Meeting 未来会議〜これからの東急建設 建築編〜
渋谷を中心とする
建築プロジェクト。
その高まる需要と期待に、
どう応えるか。
事業トップ
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M.W
- 入社
- 建築事業本部長
若手社員
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N.K
- 入社
- 建築施工
物流倉庫や学校の現場を経て、現在は本部にて作業所の支援、若手の育成を担当している。
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R.H
- 入社
- 建築施工
物流倉庫や機動隊庁舎、⼤阪・関⻄万博会場などの現場を経験。現在は、定期異動時の短期ローテーションで一時的に生産技術部に所属し、施工計画に携わっている。
所属・役職名は取材当時のものとなります。
新しい取り組みに積極的な、
「渋谷の街」をつくるゼネコン
M.W
当社は東急グループの一員として、渋谷を拠点に発展してきました。現在は、渋谷駅周辺の再開発をはじめ、全国各地でさまざまなプロジェクトを手がけています。建設業界の中でも、当社は比較的早い段階からデジタル技術を取り入れ、生産性向上に取り組んできました。たとえば、1人1台のPC支給も、中堅以上のゼネコンの中ではかなり早い時期に実施しました。DX推進にも積極的で、より効率的にものづくりができる環境を整えています。それに、面倒見のいい社員が多く、現場に寄り添う文化が根付いています。一丸となってものづくりに取り組む姿勢が評価され、協力会社の皆様から『仕事がしやすい』との声をいただくこともあります。
N.K
私も、面倒見がいい人が多いと感じます。入社前まで建設業は怖いイメージがありましたが、実際に働き始めると、気さくで穏やかな人が本当に多い印象です。現在所属している建築事業本部の支援部署においても、部長クラスの人たちが想像以上に距離が近くて、若手の話を真剣に聞いてくれます。それだけじゃなく、いいアイデアは積極的に取り入れようとすぐに動いてくれる。この風通しの良さが、東急建設の大きな魅力ですね。
R.H
東急建設は民間の私鉄グループ会社として、安定した事業基盤を持っています。大規模なプロジェクトにも継続的に取り組める環境が整っており、安心して働ける点は魅力ですね。また、当社は多種多様なツールやソフト、システムの導入にも積極的です。部署が変わるたびに、「こんな便利なシステムもあるのか」と驚くことが多いです。目的に応じたソフトを使い分けることで、作業の効率化にもつながっています。
M.W
東急建設では、若いうちから大きな仕事を任せ、若手の意見も積極的に取り入れています。決められた役割をこなすだけではなく、自分の考えを反映させながら仕事ができる環境です。だからこそ、成長機会が豊富で、スキルアップしやすい会社だと思います。また、作業所の生産性向上につながるソフトやシステムは、すでに多く導入されています。今後は、それらをさらに現場で活かし、より効果的に運用していくことが課題ですね。
本社部門と作業所が
一体となって、ものづくりの
現場を進化させる
M.W
人口減少が進む中でも、建設業の役割は今後も欠かせません。老朽化した建物の維持や改修は不可欠であり、都市の活性化には新たな再開発が必要になります。現在、建設業界では人材確保が大きな課題の一つとなっています。需要が高まる中、施工体制の確保が求められる状況が続いています。その中で当社も、全国のさまざまな案件に対応しており、大規模なプロジェクトにも携わる機会が増えています。こうした背景から、DXの推進による生産性向上が求められています。同時に、施工管理者の確保も重要な課題です。ものづくりが好きな人が活躍できる環境を広げるために、建築学科出身者に限らず、他分野の学生や外国籍の方にも積極的に門戸を開いています。多様な人材が加わることで、新たな発想や技術が生まれ、より良いものづくりにつながると考えています。そのためにも、教育の充実を図り、一人ひとりが成長できる仕組みを整えていくことが大切です。
N.K
私の担当業務は、生産性向上や技術者の育成に深く関わっています。作業所支援グループは、各現場の社員の負担を軽減しながら、生産性を向上させる重要な役割を担っています。具体的には、建築事業本部で建築未経験者の人材を派遣社員として確保し、基礎から教育して技術者を一から育て、現場の負担となっている業務を支援する体制を整えることで、現場の残業時間の削減にも寄与しています。さらに、現場の生産性を高めるには、若手社員の技術力向上が不可欠です。そのため、より実践的で専門性の高い技術研修を企画・実施し、若手社員の早期育成を進めています。
M.W
作業所単位で派遣社員と業務を分担し、負担軽減に取り組むことはよくあります。しかし、本社の支援部署が組織として作業所を支援する取り組みは、業界全体ではまだ広く定着しているわけではありません。さらに、人材育成の仕組みを取り入れながら支援を行うのは、東急建設ならではの特徴だと思います。
R.H
各作業所や作業所長ごとに蓄積されてきた経験やノウハウは、会社にとって大きな財産です。これを水平展開し、どの作業所からも活用できる仕組みを整えれば、生産性はさらに向上するのではないでしょうか。そうすることで、労働時間の削減による工期の長期化といった課題も軽減できるかもしれません。
M.W
やはり、最前線である作業所の意見を集約し、本社部門が旗振り役となって水平展開していくことが重要ですね。どの作業所でも、安全・品質が確保され、安心して施工できる環境を整えていきたいです。
建設業の新しい可能性を切り拓く
M.W
東急建設は、今後の戦略として新規事業の創出にも取り組んでいます。若手の皆さんには、ぜひ積極的にアイデアを発信してほしいですね。コア事業に携わりたくて入社する方が多いですが、今の若い世代は、既存の枠にとらわれない発想力があり、分からないことに直面しても、自らリサーチし、解決する力を持っています。皆さんのアイデアを積極的に議論し、形にしていく場を用意していきますので、どんどん発信してもらえたらうれしいです。それをしっかり受け止め、実現できる体制を整えていきます。
お二人の今後の目標は何ですか？
R.H
「それは自分にしかできない」と言われるような、唯一無二の存在を目指しています。ひとつのスキルにとどまらず、「作業所の知識」と「別の専門分野のスキル」を掛け合わせることで、幅広い視点を持つハイブリッド型の人材になりたいです。
N.K
私は大学時代に建設業界について研究し、人々の暮らしを支えるこの業界が、就業者の減少や生産性向上など多くの課題を抱えていることを知りました。こうした課題の解決に貢献したいと考え、ゼネコンで働くことを決めました。現在は人材育成や作業所支援に携わりながら、まさに業界の課題に向き合えていると感じています。東急建設は、これらの課題解決に向けて着実に取り組んでおり、業界をリードしていく可能性も十分にあると思います。今後も、この会社で自分のやりたいことを実現していきたいです。
