新入社員のようなフレッシュな気持ちで木造建築と向き合う

私は鉄道建築部に所属していますが、近年駅に木を使用する機会が増えてきていると感じます。少し前に東急池上線の戸越銀座駅のホーム上家工事を担当しました。元々木造スレート屋根の駅だったのですが、壁から屋根にかけて一体となった木造上家へ変貌しました。内側は木をそのまま見せているため温かみのある駅となっています。 また現在は東急田園都市線駒沢大学駅のリニューアル工事を行っていますが、その一環で駅とつながる木構造の建物も施工しています。この建物は柱・梁・床に木を採用し、新しい技術も取り入れたため工事中には多くの見学者が来られました。駅はその地域のシンボルですので木ならではの味わいや温もりがあると地域の方に愛され続けるのではないかと思いつつ工事を進めています。