ゼネコンとしての実績と
木造実績の融合・共創に向けて

木造建築物・木質化推進は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現する為の選択肢の1つであり、今後更に注目を集めると思われます。当社はVISON2030で「脱炭素」への取り組みを掲げています。その実現の一翼を担う可能性のある木造建築 物・木質化のノウハウを蓄積する為には、東急建設として更なる経験が必要です。ゼネコンとして培ってきた実績と木造推進部が培ってきた木造実績とを融合させ、共創しながら取り組んでいかなければならないと強く感じています。

木造新庁舎の開庁を迎えて

「緑にいきづく関所の里」に木造の新庁舎が完成し、先日開庁式が行われました。当社としてもこのような中規模の木造建築物の経験も少なく、手探り状態からのスタートでした。試行錯誤の結果何とか完成しましたが、竣工後、木特有の様々な課題も発生しています。完成した建物の中にいると杉・桧の香り、木質感が相まって心が和みます。これが「木のぬくもり」なのかと実感する建物となりました。このような建物の建設に携わる事が出来た事に技術員一同、関係者の皆様に感謝いたします。