人間は自然に
帰ろうとしている。

当社は、2020年4月にSBT(Science Based Targets)認定を取得して、環境負荷低減のための活動をさらに推進すると宣言しました。木造建築は、その中で重要な位置を占めています。また、これまでは、RCの密閉空間を是としていましたが、昨今のコロナ禍により、今後は自然の中に建築するオフィスが現れるかもしれません。これは、東京一極集中に対する警笛です。そうした意味でも、建築の木造化、木質化が改めて見直されると考えています。

建築技術の
新たな地平を見据えて。

構造や材料、音響など、これまで培われてきたベーシックな技術を応用して、時代に呼応した新技術を生み出していく。それが技術研究所のミッションです。現時点では、中規模木造建築をターゲットとして、新しい構造、耐火、遮音という研究テーマに取り組んでいますが、未来を見つめて混構造や木造による中高層建築が求められると判断されれば、新たな地平を切り拓くべく全力で取り組んでいきます。社会実装については、現場と協働しますが、技術戦略のロードマップは、技研で毎年更新しています。