東急建設

PROJECT @TOKYO

ANNEX AOYAMA

都市に開く、木質空間という余白
南青山に生まれた新しいワークプレイス

南青山に誕生した開放的な木質空間。
都市に新たな価値をもたらす木造建築に迫る。

南青山に息吹く 開放感あふれる木造建築

南青山の地に風格をもって佇む「ANNEX AOYAMA」は、革新的な木造空間として、東急建設の木造・木質建築の精髄を体現している。木質ニ方向ラーメン構造により生まれた開放的な木質空間は、利用者に木の温もりと視覚的な広がりを提供する。

この建物は南青山という特異な立地において、木造建築が持つ独自の魅力と現代の都市生活におけるオープンスペースの必要性を見事に融合させた。ただのレンタルスペースを超え企業のブランディングと公共性を兼ね備えたショーケースとして機能し、また東急建設の木造建築に対する深い理解と独創性を魅せる事例として他に類を見ない存在となっている。

ベントール・グリーンオーク株式会社の木村さんによれば、このプロジェクトは施工のスピードが要求され、鉄骨の調達困難に直面していたところ、木造への転換が革新的な一手となったという。東急建設は木材の調達と工期の短縮において、その強みを発揮した。工期の迅速化は単なる時間短縮以上の意味を持ち、施主の投資リターンへ直結する。東急建設の精緻な施工管理がもたらす時間的利益は計り知れない。

内観。ポップアップショップ、ワークショップ、ギャラリー、プロモーションイベント、物品販売、展覧会、写真展、絵画展、美術展、展示会、作品展など、様々な利用シーンが想定できるレンタルスペース。
1階フロア。
2階フロア。木構造を現した温もりと3面ガラス張りによる視線の抜け感が演出されている。

ESG時代の建築投資

木村さんはこの建物がテナントの満足度を高めるだけでなく、投資家の期待にも応えるものだと評価している。しかし本プロジェクトにおいては投資家向けのアピールとしてESGの数字を前面に押し出すことを避けた。木造建築へのチャレンジは、投資家からの信頼という意味でESG投資の重要な要素として認識されつつあるものの、現時点ではその具体的な効果は未知数だ。

外観。既存のテナントへの配慮を欠かさず、新しい建築が既存のビジネスと調和する解を見出している。

本質は投資のリターンにある。木村さんはビルの収益性向上という目的を達成しつつ、新たな建築の可能性を提示してくれた東急建設に対して深い感謝の意を表するともに、今後も多様な投資先の選択肢として、木造・木質建築の適用をケースバイケースで考慮するという姿勢を明確にしている。

ベントール・グリーンオーク株式会社 マネージング・ディレクター アセットマネジメント部長 木村宜正さん。

ANNEX AOYAMA

所在地
東京都港区南青山
構造・規模
木造地上2階建て
延床面積
99.01㎡
工事種別
新築
竣工年月
2023年3月