知財戦略

知的財産に関する取り組み

当社における知的財産に関する取り組みは、従来から『研究開発部門における開発技術の知財化の推進』、『設計・施工現場の創意工夫の知財化の推進』、『知財紛争の防止』をおこなってきました。2021年5月に開示した長期経営計画“To zero, from zero”で目指す企業価値の向上に貢献するため、従来からの取組みに加えて、『事業戦略・技術戦略に資する知財戦略の立案・実行』、『R&Dに資する知財分析』、『新規事業やオープンイノベーションの利活用に資する知財分析』をおこなっています。

知財戦略

上位戦略にあたる事業戦略や技術戦略へ知財を活用するため知財戦略基本方針を策定しました。「権利化の推進」「事業や技術の意思決定に資する知財情報分析」「リスク回避」「知財リテラシー向上」の4つを知財の基本戦略と定めました。

知財戦略 基本方針

技術戦略基本方針に沿った土木、建築、ロボット・AI・ICT等デジタル分野の技術開発や自己事業への実用化・普及のために必要な知的財産活動を行う。

知財戦略 基本戦略

  • 技術戦略カテゴリ(『脱炭素』『廃棄物ゼロ』『防災・減災』『まちづくり』『品質』『生産性』『安全』)を軸とし、関連する技術分野含め知財の権利化を推進する。
  • 経営・事業の意思決定、自社R&D活動の最適化、異業種を含む外部連携に関わる投資に資する知財情報分析を行う。
  • 他社権利侵害のリスク回避を強化する。特に、新たな技術領域や新規事業の拡大に伴い生じうる未知のリスク回避に注力する。
  • 社員の知的財産リテラシーの向上を図る。