建設業の
労働災害撲滅に向けた想い
建設業における労働災害は減少傾向にあるものの、全産業に占める割合は、死傷者の約12％、死亡災害では34％と、他産業と比較して高い水準となっており、建設業にとって現場の安全を守ることは最重要課題です。また、昨今の建設現場では、高齢者や経験の浅い若手、加えて外国人就労者の増加により言語やバックグラウンドが異なる人が増えており、コミュニケーションの不全が災害原因の一つになることも少なくありません。
建設業における労働災害発生状況
| 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 死傷者 | 全産業 | 119,535 | 116,311 | 117,910 | 120,460 | 127,329 |
| 建設業 | 17,184 | 15,584 | 15,058 | 15,129 | 15,374 | |
| 死亡者 | 全産業 | 1,057 | 972 | 928 | 978 | 909 |
| 建設業 | 377 | 327 | 294 | 323 | 309 |
出典）建設業労働災害防止協会 死傷者及び死亡者数の推移（平成26年～）を元に作成
東急建設は、多様な就業者が混在する建設現場において、お互いが気軽に声を掛けやすい雰囲気づくりが災害を減らす第一歩と考え、創業60周年を機に、始業時の慣習となっているラジオ体操をコミュニケーション活性化のきっかけとすべく、国内5方言（標準語・東北弁、名古屋弁、大阪弁、博多弁）、海外6か国語7種類（英語、中国語（広東語＋北京語）、タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、ベトナム語）でガイドナレーションする計12パターンのラジオ体操を制作いたしました。
メンバーの出身地にあわせて、自由に選択することで、仲間たちとの朝一番のコミュニケーションのきっかけとなって、お互いの体調の変化に気付けるような関係づくりに少しでも役立てればと願っています。
![ラジオ体操[第バ]（第１×ダイバーシティ）](img/img-radio_title_2_sp.jpg)
ラジオ体操[第バ]
（第１×ダイバーシティ）
国内のみならず、海外でも幅広くご活用いただき、
みなさまの健康増進に加え、建設業の労働災害撲滅に少しでも貢献できれば幸いです。
協力：株式会社かんぽ生命保険
プロモーションビデオバージョン
東急建設の従業員や協力会社が出演している映像です。
日常使用バージョン
日常的にご使用いただけるようモデルの方が体操している映像です。
音源は、プロモーションビデオバージョンと同一です。
音源はダウンロード可能です。ご自由にご活用ください。