- 業務施設
東急グループ慶太塾
東急グループの精神の拠り所をつくる古民家再生プロジェクト
concept
本件の建築場所には、かつて五島慶太翁(東急グループ創業者)の旧生家が存在していました。
2018年8月に落雷により焼失してしまいましたが施主はこの場所に「東急グループの精神の拠り所」をつくることを求めました。
創業者の精神を伝え、社員が語らいながら研修を行える建物とするため、意匠は外観、内観共に旧生家を再現した設計とし、慶太翁が勉強したとされる部屋や囲炉裏の間を再現しました。
慶太翁の暮した当時の空気感を来館者に感じてもらうため、旧生家の部材を数多く再利用しています。曲がりくねった古材を構造材としての力学的な安全性を確保したうえで新築の部材に用いることは難易度の高い挑戦でした。
設計にあたってはBIMが旧生家の複雑な架構の把握や検討と施主との合意形成に大きな役割を果たしています。最新技術の活用と伝統軸組工法の組合せが、施主の求める建築を実現しました。
2023年ウッドデザイン賞(ハートフルデザイン部門)を受賞しています。
information
- 竣工年
2023年
- 所在地
長野県小県郡青木村
- 用途
研修所
- 構造
木造(在来軸組工法)
- 規模
地上2階
- 建築面積
197.27㎡
- 延床面積
282.95㎡
- 受賞歴
2023年 ウッドデザイン賞
ハートフルデザイン部門
architect
-
意匠設計
山上宏明
-
意匠設計
菅野匡晴
-
構造設計
島川孝志
-
構造設計
深水史郎
-
電気設備設計
岡本悠
-
機械設備設計
太田壮思